( 自粛していた高知城観光も 再開しました。 久々に活気 ! とありました。)
オーバーシュートという新しい言葉が出ました。『 感染爆発 』 という意味です。全国では何とか
ウイルスを抑え込んでいると言われながら クラスターという集団感染が集まって国民の8割近くが感染
する! という専門家会議の問題提起です。抑え込んでいるのに オーバーシュートになるというのは
不思議な気がしますが 最初の頃ドイツのメルケル首相が国民の60~70%が 感染するという意味が
分かってきました。中世のペスト、20世紀のスペイン風邪を体験したヨーロッパ人が引き出せる結論が
これだったのです。 死亡者だけでも5000万人を超えたと言われる感染症を体験したヨーロッパだから
こそ言える発言だった訳です。
感染病は 自然界の人類への報復 挑戦かも知れません。ある学者は 感染症は環境の変化から流行
するそうです。マラリヤやデング熱は温暖化で広がり エボラ出血熱は熱帯林の破壊が原因とされます。
今回の新型コロナウイルス流行も 人類の過密社会と関係があるようです。どんどん増加する生物に
寄生して その数を増やすことが出来るからです。今原因不明の感染者が増えていますが 無症状の
感染者やインフルエンザと混同された人々が 感染を広げている可能性があります。 だからこそ
疑わしい人々の検査が必要だと 識者はくどいほど言っているのです。
コロナウイルスは60年ほど前発見され 私たちが日常かかる風邪の10~15%はコロナウイルスに
よるそうです。既に8000万年も前から 則ち人類の誕生前にもう存在していたそうです。(微生物は
40億年前)既に風邪症状の4種類と重症化する2種類が知られています。重症化するコロナウイルスは
SARS、 MERS など過去にパンデミックを起こしています。
『 感染症の世界史 』 を書いた石 弘之さんは ウイルスの唯一の目的は子孫を残すことだと
言います。地上最大に上り詰めた人類にとって唯一の天敵は病原性の微生物かも知れません。人類
ホモ・サピエンスの歴史は20万年ですが その間 感染症に勝利したのは 天然痘とポリオぐらい・・と
言われます。スペイン風邪だけでなく 1957年のアジア風邪 1968年の香港風邪 1977年ソ連風邪 など
大きな犠牲を払っています。以前も書きましたが 今アメリカはインフルエンザが流行 2600万人が感染
死者は1万4千人と発表しています。色々な感染症が 同時に起こることもあるんですね・・。
人類は絶えず ワクチンや特効薬を作り出していますが ウイルス側も変幻自在に変化して ヒトの免疫を
かいくぐり 薬剤に耐性を持つ新しいウイルスに変異しています。人類とウイルスの戦いは未来永劫?
続くのです。私たち特に先進国に住む人類は 医学の進歩 上下水道の整備 栄養の向上などで様々な
病気に打ち勝って 人口を増やし 地球の支配者然とした生活をしていますが 一方コロナウイルスも
8000万年前から途切れずに生き抜いてきた 幸運な先祖の子孫だということです。 しぶとく生き抜いて
来たのです。
期待した高知城標準木の染井吉野はわずか 1輪 ? に留まり 開花宣言なし。
明日は間違いない !? と思われますが 東京より10日遅れ ?? 信じられない !?
3日前は こんな感じでしたが・・。 まだ目覚めていない・・?
桜祭りのぼんぼりは付いていますが どこか寂しそう・・・。
お城の外 梅林の所に ヤマザクラが咲いています。
枝垂れのハナモモではないかと 思います。
黄色が鮮やかな オキザリス。正確には 大黄花酢漿草(おおきばなかたばみ)という。
花韮(はなにら)もあちこちに見られます。
お城の原っぱには 紫鷺苔(むらさきさぎごけ)が今一杯咲いています。
今年初めての 著莪(しゃが)。実は牧野植物園でも見たのですが 載せるのは初めて !
紅いマンサクが 見頃ににりました。