ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  ホワイトデーもさっぱり !?  病気も 経済も オリンピックも 心配です。

2020年03月14日 | 自然 花 写真

    (     山茱萸(さんしゅゆ) 2月から咲く花。茱萸とはグミのこと。 早春の花です。)    

 

こんな大きな事件(危機)があると 今日がホワイトデーだなんて 忘れてしまいますね・・。

又常磐線が9年ぶりに全線開通した という明るいニュースも小さく扱われてしまいます・・。

アメリカはちょっと前の呑気な発言から一転 国家非常事態宣言を発表。スペインも日本も同じような

宣言、法律を通しています。

 

パンデミック(世界的な大流行)宣言が出ました。今後多数の感染者が出る可能性があり 流行の

拡大防止に向けて WHOが最大限の要請をするもの。世界で13万人の感染者。死者は4900人を

上回る。日本では14日午前の時点で感染者数は1423人で前日比36人増加。3日間減少傾向に

あったが 又増加に転じた。死者は28人である。人類社会への大きな危機、多分リーマンショック

以上のものだ。たかがウイルス一つと思うが ローマ帝国以降の2000年の歴史を見ても 感染病に

よる被害は大きなものがある。

 

TVでよく見るようになった岡田晴恵さんという医学博士 大学教授の方がいます。よく疲れないなーと

感心したりしながら説明を聞いています。その方が書いた本を図書館で見つけ 閉館の前に借りて

きました。子供向けに書かれた 『 おしえて ! インフルエンザのひみつ 』という本ですので 

私にも比較的分かり安いです。岡田さんによると 20世紀3回の新型インフルエンザが発生しました。

最も大きい被害を出したのは1918年に発生したスペイン風邪と言われるインフルエンザです。

 

その頃世界は第一次世界大戦中で戦死者が1000万人という大戦争でしたが 実はスペイン風邪に

よる死者は5000万人を超えたと言われます。この頃は 未だ病原体がウイルスとは分からなかった。

細菌より小さいウイルスで 当時の顕微鏡で見ても分からなかったからです。日本でも当時の人口

5500万の内 42%が感染し 45万人が死亡したと報告されています。感染症はそれ程人類に

とって恐ろしい病気です。それ以降も人々は この未知の病気におびえてきたのです。

 

今回の新型コロナ肺炎もインフルエンザと同じようにウイルスによって感染し 発病します。コロナ

ウイルスは7種類もある風邪症候群のひとつ。ウイルスのファミリーです。新型と言われるように 

新しいタイプのウイルスでまだよく分かっていない所があり ワクチンも作られていません。ただ

似ている所があるので既存の薬を試しに使って様子をみています。日本のコロナウイルスは武漢 

イタリアに比べ 感染力 致死率は低いようです。違うタイプのウイルスではないかと思ったりします。

 

ともあれ世界中が自粛ムード。色々な催し イベント 集まりが中止されています。卒業式も縮小か中止

エンターテイメントも多くが中止ですね。四国で最大の水族館もオープンが延期されました。中でも

就職内定が取り消しのニュースがあり 大変気の毒です。デマ 中傷や闇取引が横行しているようです。

ギリシャで聖火リレーが始まったとか、縮小という報道もあり オリンピック延期も現実味を帯びて

きました・・・。

 

 

雪柳(ゆきやなぎ) 雪が降ったように 真っ白に咲きます。

中にピンクっぽいのもあります。

山吹色の小判などと言いますが 金色に咲く山吹(やまぶき)

ほんとは4月からですが 高知は南国・・。

ツツジ科ですが 馬酔木(あせび)です。壺のような スズランのような小さな花の集まり。

ピンクもありますが 小さな房のようになって 可愛いです。

牧野植物園で見た 紫木蓮(しもくれん) こちらも満開です。

外は紫でも 内側は白いです。

牧野植物園で見た 色々な水仙。

スズランスイセン

典型的な黄水仙。

ちょっと変わり者 ?

 

 

コメント
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