( 高知市の南 太平洋に面する 春野に行って来ました。 すっかり桜の世界でした ! )
少々古い新聞を見ていたら 3月8日の記事に アメリカの感染者数が300人を超える・・と出ていた。
驚くのは 今3月23日現在 3万人を超えていることだ。約2週間で100倍に増え 歯止めがかから
ない。20日が15000人だったのが3日で倍増したことになる。ペンス副大統領は 検査に力を入れた
為だ と言っている。日本も同じ事情ではないかと心配になる。現在187ヶ国と地域に出ていてほとんど
全ての国と言っていいほどだ。 もうアフリカにも南米にも ウイルスが広がっている・・。
WHOによれば 最初の感染者から10万人になるまで 67日かかり 次の10万人まで11日 更に
次の10万人まで わずか4日で到達したという。感染者は30万人を超えた。明らかに封じ込めに失敗
した。致死率が低いと言われながらイタリアは5000人を超えて 9%の致死率となった。医療崩壊の
状態である。教会に置かれた棺の数、 軍隊のトラックが列をなして遺体を運び 名前も分からず穴に
投げ込んでいる。カソリックの国においてこの状態だ。今年の初め誰が死ぬことを意識したろう・・?
ご冥福を祈りたい。
WH〇がパンデミック(世界的大流行)という言葉を使ったと思ったら 今度はオーバーシュート
(爆発感染)の危険があるという。横文字が多すぎると不満を言う日本人も多いが 新型コロナウイルス
危機は『 第三次世界大戦 』と言う程 世界的な問題なのだ ! 恐怖をあおる表現にならないよう
私もあまり使いたくないが 75年間も世界戦争など無かったのに 突然 『 自分は戦時の大統領 』
(トランプ大統領)だと言い、 『 ウイルスとの戦争状態にある。』 (フランス マクロン大統領)
と繰り返されても 人々は突然の出来事に戸惑っている。でも各国で ロックダウン(都市封鎖)が
広がっている。
そんな中でドイツのメルケル首相の発言が注目される。最初全人口の6~7割に広がる可能性があると
言って非難?されたが 最近の日本の専門家会議では 80%の感染も考えられるとしている。過去の
ペストやスペイン風邪で実証済み?ということです。ドイツでも新型ウイルスの感染は止まらず 経済
崩壊の瀬戸際に追い込まれているのは他の国と同様です。(但し致死率は低い!) 感染拡大を防ぐ為
食料品店などを除く商店の閉鎖 飲食店 理髪店等の営業停止を決めた。そして大規模な補正予算を組む。
税収減少の穴埋めと零細企業や個人事業主への資金援助だ。更に大規模な企業債務への保証で 危機が
過ぎ去るまで 信用を維持する考えだ。 近く引退を予想されるメルケル首相だが ドイツも第二次世界
大戦以降最大の試練を前にしている。各国がそれぞれに最善を尽くして この試練を乗り切っていきたい
ものです。
染井吉野ではありませんが 山や森に植えられた桜が 満開近く 見頃を迎えておりました。
高知市の染井吉野標準木は ようやく予想より 10日遅れて 24日午後開花しました・・。
私は待ちくたびれて 午前中に 市内から10kmの春野へ 出かけました・・。
期待通り 至る所で満開の桜に出会いました。 高知が南国だというところをご覧頂きます !
仁淀川もあり 太平洋もありますが
原因は やはり温暖化で この冬寒さが足りず 休眠打破が出来なかったことによるそうです。
まぁ それは 染井吉野に限ってのことらしく 他の種類は 平年通り 咲き出していました。
1輪1枝の桜も美しいですが 緑の間に白く また桃色に大きく咲いている桜も 美しいです。
それにしても 東京に10日も遅れて咲くなんて・・・? 鹿児島はもっと遅い・・?
今日は そういうわけで 10日間の忍耐を吹っ切る意味で 春野の桜 特集です。
次回は 春野の別の姿を紹介したいと思います。 高知の染井吉野は その後です・・・?