（ 高知市内の桜の名所の一つ、針木浄水場。 毎年行ってますが 今年は１週間以上早い ！ ）
私のブログも１６年目に入りましたが 自然ブログとして 『 花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。』ことを
テーマに出発したブログでした。出来るだけ現実の社会から離れ 私たちの生きる自然の素晴らしさを 多くの花を載せる
ことで 皆さんに見て頂こうとしたものです。私も政治や経済・社会に関心が無い訳ではありませんが それは又別の人々が
もっと核心をつく形で お話し頂けるものと 敢えて世の中の動きに目をつぶってやってきました。
ただ地球温暖化が進み 自然環境が悪化していくのを見るに忍びなく 大気汚染や自然破壊、開発の問題に 目を向けざるを
得ません。そしてこの『コロナ危機』です。人々の生活が大きく変わりました。自粛で外へ出られず 今までの生活が出来なく
なりました。商売、事業をやっておられる方は売り上げ減少で 倒産 廃業 規模縮小等 どんどん追い込まれています。
都市問題 過疎 格差 人権 内戦 難民など社会問題も多くあり これらを総合的にみて 対策を講じないと 私たちの生活
幸福 希望などが失われていきます。
このＳＤＧｓ（ 持続可能な開発目標）１７項目はその対策として有効だと思います。パリ協定のカーボンゼロ（二酸化炭素
削減）と同様 美しい自然 きれいな花をこれからも楽しむには 社会にある他の問題も無視出来ない・・というのが結論です。
未来の為にもＳＤＧｓに示された目標を一つ一つ解決 実現していかなくてはなりません。
前回紹介した『 生態系ピラミッド 』の古沢教授も『 食と環境 』の文章の中で 『 食に関係する分野は非常に幅広く
食べ物だけでなく 水も空気も生物多様性も 川も海も含めて トータルに考えて行く必要がある。』として『 一つの取り
組みが相乗効果を生み 他のゴールにも波及することを目指すＳＤＧｓの複合的効果の理念こそ 食にまつわる様々な問題を
解決する道筋になる。』 と述べられています。
私も自然、環境の問題を考える時 開発する人 使い、消費する人 自然だけでなく人工的な都会 交通 運送 エネルギーの
ことも考えないと二酸化炭素の排出も止まらない。先進国と途上国では事情が違います。ワクチン格差と言われるように お金の
有る無しで 『命』にかかわってきます。不平等 格差が歴然とあります。
パリ協定は地球上の殆どの国が一致して 協定を支持しましたが その前の京都議定書は 言わば先進国だけの協定でした。
それでは本当の解決につながりません。オリンピックもコロナ禍を解決しただけの国の参加では ５つの大陸を意味する
『五輪大会』ではなくなります。そんな意味から今回のパリ協定、そしてＳＤＧｓは地球上の全ての人々が参加し 長期に
かつ多くの問題を総合的に解決していく中に 『 環境問題 』 も位置づけされたことに 意味があります。
半面 罰則 強制力もなく 総花的で 焦点がぼやけてしまう危険もあります。私たちが世界の現状を把握し このコロナ禍
であっても 多くの人々の力を結集して2030年を目処に努力していくこと それは 人類の未来への約束であり 行動の羅針盤
となるのが ＳＤＧｓなのです。
私は温暖化問題から、ある人はジェンダー 人権問題から、 又ある人は絶滅危惧種問題の解決に尽力するとか 個々の努力を
結集する課題です。 それぞれの立場で協力して 持続可能な社会 経済 環境作り に頑張ることだと思います。
４月に入りました。 去年は４月１０日に紹介していますが 去年と違うのは 花見客が多いことも・・。
桜の美しさは去年と同じです。高知はここ１週間 ほとんど感染者もなく 少し気が緩んでいる・・？
冬場の日照時間が 開花の時期に影響すると言われますが 確かに２月、３月暖かい日が多かった ！？
皆さん 距離をとって 少人数で 静かにお花見を楽しんでいる様子。 これなら大丈夫 ！
染井吉野（そめいよしの） 奈良の吉野も今 満開のようです。花びらの先が割れています。
雌しべ 雄しべが黄色いのと 赤いのとがある ？
小諸の桜も開花宣言したとか ！ 古城に咲く桜もきれいでしょうね・・。
子供も久し振りのお出かけ、 自然の中で 興味津々・・！
一転 緑一色。唐楓（とうかえで）の新緑です。秋には紅葉します。 又やって来ます。
花の色 唐楓の緑 そして青空・・。 翌日は黄砂がやってきて 桜もかすみました・・。
又来年も満開の桜を見ることが出来ますように祈りつつ 後にしました。この日は9000歩でした、
山の傾斜を生かして 桜を植えていて これからも楽しみです。
左の黒い物体は 昔風に言えば 水道の土管 ？ 多分プラスチックだと思いますが・・。
ほとんどは染井吉野。 遠くにピンク色の桜も。山桜は既に散っています・・。
