( 待望の芙蓉(ふよう)が咲いた !! 希望の日より 10日も早い ! )
7月 高知市で『 夏期大学 』 と銘打って 普段高知ではお会い出来ない様な 各界の著名人が招かれ 講演会が行われています。
私の好きな? 五木寛之さんも見えるので 私も往復ハガキとインターネットで2回挑戦しましたが 外れました。コロナ禍で入場者を
半減して行われたせいでもありますが もう90歳近い作家にそうそう会う機会など無いと思い 頑張って申し込んだのですが その
機会が失われて 残念でした・・。
そこで・・という訳ではないですが 五木寛之さんと対談されていた 帯津良一博士の本 『 ピンピンコロリ 』という本を図書館で
借りてきました。( 五木さんの本は大体借り尽くしているので・・?) 私たちの人生には 生・老・病・死 という4つのステージが
ありますが 生きることに執着し 老いにあらがい 病いをなげき 死に狼狽する・・。これは高齢者にとって 不幸な状態だと先生は
言います。『 何の楽しみもない老いの日々 』を迎えないように いつか来る『 死 』 に目をそむけず あるがままに受けいれて
いくことを 先生は促しています。
私は以前 先生のこの考えに沿って 死の際に命のエネルギーを高め その勢いで死後の世界へ飛び込んでいくことだと書いたこことが
あります。 2回目の癌を処置し この世に戻って来た訳ですが 私もエネルギーが衰え 弱気になり 死ぬかも・・と思ったことも
あります。ただ手術直前まで運動し 祈りを続け 心のエネルギーを高めようとしたことも事実です。何故こんな話しをするかと言うと
先生が提唱されている『 ホリスティック医学 』 に共鳴するところがあるからです。
今回の五木さんの講演テーマは 『 人はみな大河の一滴 』というそうです。いつも図書館利用の私ですが 五木さんの 『 大河の
一滴 』『 林住期 』 などは自分で買って 何度も読みました。林住期とは中国の考えである 四住期から 還暦を過ぎた高齢者の
生き方をさぐるものです。定年後 忍野住まいを始めたのも その実践でした。 森林浴で味わう 新鮮な空気を胸一杯に吸うことが
喜びでした。今でも高知の山の中をバイクで走ったり 森の中を歩くのは好きです。くるぶしの痛みから せいぜい3000歩程度に止めて
いますが 緑の中 或いは川の側 海を前にして歩くのは 気持ちいいですね・・。
帯津先生は 高齢者が体験する生老病死について考え 提案・実践されています。 日本全国で65歳以上の高齢者が 優先的にワクチン
接種を受けていますが 多分多くの人々がこのコロナ禍で 死を意識したり 心配されたりしていると思います。そうでなくとも 日常の
成人病にかかっている高齢者も多く居ます。 皆さん大河の一滴で 人生を流れて大洋に出る河口へ 今さしかかっているなーと 人生を
感じておられると思います。 私も再び入院という非常の時を得て 少し 『 終活 』 のような準備も考えました。
先生は 気持ちよく生き 愉しい死に方をするために この本『 ピンピンコロリ 』を書かれたようです。昔よく聞いたピンピンコロリ
高齢者の生き方について 改めて考えてみようと思います。
上の ノウゼンカズラと 下のムクゲ そしてフヨウは 夏の三羽がらす !?
立葵(たちあおい)も夏を主張していますね・・。但し 四国は梅雨明け宣言は未だ出ていません・・。
そういえばキリがありません・・。 滝百合(たきゆり)も 暑い日射しに鮮やかです。
我が家の朝顔 ! 少し縮かんでいますが 何とか咲き出しています。夏の朝の顔ですね。
ピンクのトレニア。地面近くに ひそかに しかし しっかりと 咲いています ?
普段余り見ない花です。 初雪かずら と言います。 葉っぱのようにも見えます。
河原撫子(かわらなでしこ)。 鏡川のソバに咲いていました。 秋の七草の一つ。
これはホタルの本宮川(鏡川の支流)に咲く モンとブレチア。
朝 5時15分頃 雲の間から 朝陽が昇ります。
朝方 山の間の谷を渡る雲の流れ 雲海です。
夏を象徴する 入道雲。せきらん雲ですね。これが大きくなって夕立になる・・。雷雲とも。
昼間 激しいゲリラ豪雨のあと 虹が出ていました。
そして 夕方 夕焼けとなります・・。夜7時20分頃。