( いつも高知城梅林の標本木になる 雲竜梅(うんりゅうばい)。 くねくねした枝の先に 今年最初の一輪 !)
10年に1度の寒波がやってきて、日本列島は大変でした。特に日本海側の地域は強風や大雪で交通の混乱 停電 断水
建物の倒壊など様々に問題が出ています。京都に想定以上の雪が降ったのか 私には懐かしい JR琵琶湖線の山科駅が
ニュースに出て来ておりました。システム故障で多くの人々が車内に取り残されたようで気の毒です。JR西日本は積雪の
経験が無いとは思えないのに対応が遅く 誤った対応をしていました。昔の私の経験を言えば 顧客より自己保身に力を
入れる体質は変わっていない・・。日本は 異常気象に弱いな~と思います。
一方で梅や早咲きの桜が咲き出しました。今年のソメイヨシノの開花も3月21日前後と言われています。 大寒が終われば
立春です。高知では 春はもうそこに来ているとも思えます。ただ桜の開花日が早くなったり、夏が大変暑くなったり
この間までは暖冬だったのに、急に10年に1度の寒波が押し寄せたり・・。花たちもこの寒波に驚いているかも・・?
この異常気象も北極圏の温暖化に原因がある と専門家は解説しています。
暖冬で北極海にできた暖かなスポット(暖穴)は、北極上空に高気圧を生み出し 偏西風がこの暖穴に引き込まれる
ように蛇行し、北極の寒気を外へ押し出します。これによって、北の寒気がアジア地域と北アメリカ地域において
通常より南下し、2つの地域により強い寒波をもたらすのです。つまり、北極の温暖化が上空の冷たい大気(ー12℃)を
日本の方に押し出して、強烈な寒波を到来させた・・というのです。
海の温暖化も進んでおり 北極の氷がどんどん減少しています。 地球温暖化は世界の全ての地域で 多くの異常気象
(極端現象)を起こしています。 拾年後の気候はどうなるのか? 数拾年後は? 私たちの生活や周りの環境はどの
ような影響が出るのか? 気候変動 異常気象は今や多くの人が避けて通れない問題になっています。
それは「先の話」とか「遠く離れた所」での異常とかいうものではない。危機は既にもうそこにあって、様々な形で
私たちの身近に影響を与え始めている。『 私たちはみんな裸の王様だ。何故なら既に見えているものを 見えない
ふりをしている・・。』 とグレタさんは書いています。
人類に迫っている環境危機が気候変動 異常気象です。確かに少子化問題も待ったなしの対策が要求されますが これ
だけ異常気象に痛めつけられても 「ぬるいお湯に浸かりぱなしの蛙」には死に至るまで熱さに気がつかない・・?
状態です。特に日本は 目先の混乱は報道しても 気候変動 温暖化には意識が届かない。岸田政権も危機意識ゼロ!?
『 ボォーと生きてんじゃ ねーよ 』 と チコちゃんが言う状態にあります。
城西公園にも 梅林があり 美しい白梅が 目を覚ました という感じ。
昼間は10℃前後になる高知。 次々と誘われるように つぼみが開いていきます。
少し去年より遅いように感じます。
マンションをバックに この梅の木にも 最初の一輪が咲きました。
こちらは神社の梅。 潮江(うしおえ)天満宮の梅も咲き出しました。
八重の水仙。しっかり咲いています。
前回も載せた ホトケノザ。 各所で見られるので ついついカメラを向けてしまいます。
三界草(さんかいぐさ)とも言います。春の七草とは違います。
これは春の七草のひとつ 菜の花ですが 石垣の隙間から 咲いています。
ヒマラヤ雪の下。冬に咲く きれいなピンクの花。 寒さに強い !?
レモン。 黄色が鮮やか !
これは キンカン。 7月頃に花が咲く。 今が食べ頃 ?
早いですが 芝桜(しばざくら)。 地に這うように咲いていきます。
高知城の梅林の見所は この枝垂れ梅。 まだまだつぼみは堅いですが・・。 後ろは詰門。