ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

土筆(つくし)フキノトウ オオイヌノフグリなど 春が揃って来ました。

2023年02月18日 | 自然 花 写真

( 高知市の南 土佐湾に近い 春野で ツクシを見つけました。)

 

木材や化石燃料(石油 石炭 天然ガス)が燃焼する時 酸素との間に出来る化合物を二酸化炭素(CO²)と言います。

無色無臭です。 人間(生物)が呼吸する時にもCO²を排出します。人々が密集する時 酸素を吸い CO²を排出する

と 息苦しく感じたり 頭痛 めまいが起こります。 空気中のCO²が0.04%から 4%に増えているからです。

 

二酸化炭素を含む温室効果ガスは 太陽エネルギーを吸収し 地球の大気 陸地 海面を暖めます。 冬の季節 寒い

風より 暖かい春のような風が吹いてくれるのは有り難いことです。 しかし温暖化は年中 生き物に様々な影響を与え

ます。2022年は最も暑い1年だったと報道にありました。最近の2012年~2021年の世界の気温は 過去30年の

平均気温より毎年暑くなっています。 ここ100年以内で見ても 世界で 0.74℃上昇しており 特に1990年以降 

高温の年が増えています。

 

冬だけの温暖化は高齢者にとって有り難いですが 温度変化で植物の生態系や魚類の回遊に影響が出ています。日本では

1898年以降、100年あたり約1.1℃ 平均気温が上昇しています。さくら前線が早くやって来るようになったと思いません

か? 全国でソメイヨシノの開花日がここ20年ほど早くなり、入学式でなく 卒業式の頃に咲くというのは 私には残念な

ことです。 温暖化を実感しますね。 2月なのにポカポカ陽気 !? うれしいようで 喜べない問題でもあります。

 

ただCO²には生き物にとって 良い面もあります。 ドライアイスは二酸化炭素で出来ているのはご存じでしょうか? 

CO²が溶け込んだ水が『 炭酸水 』です。コーラのような発泡ドリンクに凝縮したCO²が入っていて 開けるとシュアー

と泡が出てきます。火が燃える時 酸素が必要ですが 二酸化炭素は消火器の材料になっています。CO²以外の消火器

では薬剤が残って 片付けが面倒ですし 放水でも水浸しになり 後始末が大変ですが CO²消火器は気体の中に消え

ますので 一番楽な消火法です。

 

病院でも炭酸ガスレーザーでほくろを取ったりします。X線で胃を検査するときバリウムを飲みますが 同時にCO²を発生

させる発泡剤を飲み 胃を膨らませるのです。魚の鮮度を保って輸送する時 CO²を吹き込み 魚を冬眠させて運びます。 

人間には使えないのでしょうか ? 又害虫駆除の為にCO²を農薬として使います。一方で野菜の成長を早める為に

CO²が使われます。元々植物がやっている『光合成』はCO²を取り入れて栄養を作り出すので ビニールハウスのキュウリ、

トマト、イチゴ、メロンなどの栽培に 高濃度のCO²(二酸化炭素)が使われています。

 

このようにCO²は人間の活動に色々役立っている面もあり 実は温暖化も有り難い働きなのですが 温室効果ガスが増え

すぎると 効果が裏目になる訳です。いつも親の敵のように二酸化炭素を説明していますが 私たちの生活に役立って

いる面もあり 要は使い方なのです・・。

 

フキノトウもあちこちで見られます。2月の始めから 探していました。

フキノトウの天ぷら など昔からの習慣は残していきたいですね・・。

オオイヌノフグリ(大犬のふぐり) 雑草扱いですが 濃いブルーは目を引きます。

お堀の土手に咲き出した 黄梅(オウバイ)。別名 迎春花(げいしゅんか)

普段はもう少し遅い(2月下旬)のですが・・。 新しく出来た図書館の庭に植えられています。 

                   

     春の代表は 菜の花。食べられる花の意味で 『 菜の花 』 

満開の梅 ピンクの濃い梅 青空に映えますね !

紅白にも見える満開の花。

梅は長生き。 くねくね曲がった枝。 バラ科でサクラ属ですが 個性があります。

一生懸命に咲いている感じがありますね。

 

白梅はまた上品で 個性があります。

高知新聞にも出ていました。 『 命燃やし老梅咲く 』と。明治の初めに植えたらしい。

幹のほとんどがボロボロになっている。皮一枚で多くの花を咲かせています。

   

梅にゆかりの潮江天満宮。 建物をバックに 毎年咲いています。

              

 

コメント (1)
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