( 牧野富太郎博士が愛した バイカオウレン。 佐川町の牧野公園に 広く咲いていました。)
先週の土曜日高知市を離れ 佐川町の牧野公園 須崎市の桑田山へのバスツアーに参加しました。中型のバスに20人弱、
殆どが70代以上の方とお見受けしました。なんと1万歩を超えて歩きました。皆さん 健脚です。高知新聞観光の
ポイントカードを皆さんお持ちだったので 常連とお見受けしました。 添乗員さんも慣れた口のきき方で 私など
初心者という扱いでした・・?
4月から NHK朝ドラに登場する『 らんまん 』の主人公 牧野富太郎博士は佐川町(さかわちょう)で誕生されて
います。博士の名前にあやかった『 牧野公園 』に地元のガイドさんとボランティアの2人が案内しれてくれました。
佐川町は『 今燃えている !』と添乗員さんが言ってました。確かに大きな駐車場や 新しい道路 新しい道の駅も
出来つつあり 地元の観光を盛り上げようという意気込みを感じます。
牧野公園には 多くの野草が植えられています。冬の季節にはまだ咲かない花も多いですが 今は 梅花黄蓮(ばいか
おうれん)、福寿草、節分草、雪割イチゲなど広く咲いていました。 牧野植物園より山野草の面積を広くとって
丁寧に名札を手製で作ってありました。 私など日頃 花の名前に苦労する者には 有り難い心遣いでした。
雪割り桜で有名な桑田山のサクラはようやく咲き始めた段階で 1週間後が満開 見頃になるようです。そういうわけで
添乗員さんの遠慮がちの説明を待つこともなく 皆さん早めに引き上げ !?ました。 満開の時は狭い道路に車が一杯
で 今日は空いてて良かった~という 慰めにもならない説明を聞いていました。
ひさし振りに高知市の外へ。日高村 佐川町 須崎市 土佐市などバスが回ってくれました。どこも人口減少の地域です。
県人口も大正時代並に落ちこんでいるので 中山間対策と呼ばれるこの地域の人口減少は甚だしい訳です。若者がいない
だけでなく 集落全体が衰退しているという声がある中で それぞれの自治体が観光に頑張っている・・そんな印象で
した。今回回った道の駅を見ても 地元の生産物で溢れており 今は 文旦 イチゴ トマトなども豊富。花卉栽培も
盛んです。地産地消を地でいく形で 私も買い物を楽しみました・・。
5片の花びらのように見えますが これらはガク片です。これが梅の花に似ていることから・・。
牧野公園。 牧野博士のお墓もあります。様々な山野草が植えられ 名札もしっかり付いています。
ガイドの他に ボランティアの方が2人。 マイク付きで 相当専門的でした・・。
これは芹葉(セリバ)オウレン 。似ていますが ガクの部分が違います。
節分草(せつぶんそう)少し下向き加減ですが バイカオウレンに似ています。
雪割りいちげ。 私は多分始めて見る花。 この花もピンクの部分はガク片です。
珍しい ? 福寿草(ふくじゅそう)。 この花も見たい山野草の一つでした・・。
早咲きの雪割り桜。須崎市の桑田山(そうだやま)に多く サクラの名所になっています。
ただ満開には少し早く 2~3分咲き。今年は遅く 今は梅が見頃でした。
まぁ 梅を見に来た ! と思えば それはそれで納得です・・?
斜面には 菜の花が所狭しと咲いています。
満開の時は ピンクが広がり 別世界の感じです。
高知市から日高村にある 村の駅。
参加者の多くは女性なので 買い物には熱心 !?