ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

    高知城の春 桜も満開に !!

2023年03月29日 | 自然 花 写真

      

     ( 高知城と桜。 すこし青いにじ?が入っていますが お城が立派に見えます。)

 

『 CO²排出量 2030年に半減必要 』と新聞見出しにあった。『 今後10年の対策が 数千年にわたり人類や地球に

影響する・・、』 と続けています。
 
IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)は20日『 気温は既に1.1℃上昇しており 対策を強化しなければ 今世紀

末に3.4℃の上昇になる。』と予測し 1.5℃抑制の為には 2019年と比べたCO²(二酸化炭素)排出量を2030年に48%

減、35年に65%減とするなど 短期間で大幅削減が必要と強調している。報告書は『脱炭素(カーボンゼロ)を今世紀

半ばに実現し 大気中からのCO²除去も必要になる など現状より遙かに厳しい対策が必要。』と述べている。

 

皆さんはこの記事を読んで どう思われますか ? 残念ながら コロナ禍でも CO²排出量はリバウンドしてしまい 

減少に転ずる気配はない。報告書では世紀末どころか これから10年前後で1.5℃を超えるという。去年の夏の猛暑を覚え

ておられますか ? 温暖化により 日本の夏は 猛暑日が増えています。寝苦しい熱帯夜も増えています。昨年高齢者

にとっては厳しい命を脅かすような暑さが 東京で16日ありました。過去最多です。北海道の釧路や愛媛の松山など15

地点で 夏の平均気温が過去最も高くなりました。高知でも先日3月でも夏日(25℃以上)がありました。高知の熱帯夜

は私が生まれた頃は 年10日以内でしたが 今世紀に入って40日にもなっています。

 

本州も温暖どころか 沖縄のような亜熱帯気候になる危険があります。その結果東京でも2月始めに寒緋桜のお花見が

主流となるし 残念ながら染井吉野は開花しなくなる・・。(前回参照)海水温が上がれば サンマなど北海道へと北上

します。千葉の銚子漁港は国内1位の水揚げ量を誇っていましたが 千葉県沖ではサンマが獲れなくなる? ヒラメも

東北地方から北が漁場になります。江戸前寿司は無くなる・・という話しも聞きます。 鯛 鮭 帆立貝など日本の海

では生息出来なくなる・・。人間だけでなく魚 野菜 果樹にも影響があります。日本だけでなく 地球全体の問題です。


 
今から8年前  各国は「パリ協定(Paris Agreement)」に基づき、世界の気温上昇を1.5度以内に抑えることを目指す!と

決定しました。国連のグテレス事務総長は今回の報告書を 「人類のサバイバル(生き残り)ガイド」と呼び、先進国に

対し、温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンゼロ」の実現を これまでの2050年から2040年に前倒しする

よう呼び掛けました。 パリ協定の範囲内に留まらなければ  世界を直接脅かす現実に私たちが直面するからです。

 

 

高い石垣を背に 薄ピンクの 染井吉野(そめいよしの)が 咲き誇ります。

高知城の おらが春 です。 少し曇り空が残念です・・。

三の丸から二の丸の桜を見上げています。

老木になった幹から生えた 新しい枝に 桜の花が咲いています。

標準木を含めた 桜の下で 皆さん楽しくお花見です。

お花見と言えば 三の丸でしたが 近年石垣の修理などがあって 少し数を減らしています。

昔はもっと多くの人々で 花見で賑わいました。 桜の開花が6日も早いのが 原因??

四国も南国 100年後の人々が 昔は お花見が出来たのに・・という嘆きがありませんように・・。

お城の裏にあたる スベリ山でもお花見が出来ます。

 

1年に1度 この風景を楽しめるのは 幸せなことです・・。

お城の裏にあたる 江の口川(えのくちがわ)の桜並木。

ピンクと言うより 真っ白に近い染井吉野。 日本を代表する桜 今年は数日早めに咲きました。

空を見上げると 雁が飛んで行く・・?! 私たちも自然の中に生きているんですね・・。

 

 

コメント (1)
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