( ひさし振りに多くの人々で賑わう 高知の中心街を見た !)
今 日本の人口問題 少子高齢化が 大きな社会問題になっています。
昨年生まれた赤ちゃんの数(出生率)が一昨年より5%少なく 80万人を切った ことが話題になっています。
151万人台だった1982年に比べ 40年で半減しました。研究所の推計では80万人割れを2033年と見込んでいたのが
10年も早まる急速な減少である。 更に高知県では出生数が前年比378人減の3897人と全国最低だった。
2100年には日本人が『 絶滅危惧種 ! 』になるというセンセーショナルな表現が目についた。コロナ禍で結婚数が
減ったのも一因、晩婚化している面もある。経済力を付けた女性は結婚を面倒視する傾向もある。逆に二人で働いても
生活が難しい若者も多くいる。子育てをする環境が整っていないこともある。日本の人口は2010年1億2806万人をピークに
減少を続けている。最近の人口推計では 2082年(50年後)人口は半減して 6400万人になると予測されている。
信じられない数字である。それでも江戸時代より 倍多いと楽観視していい訳では無い。
高齢化も進んでいる。2100年には人口の40%が高齢化する・・。2014年の65歳以上の高齢者は全人口の26%。戦後
1950年の高齢者率はたった5%に満たなかった。人生50年時代だから仕方ないが 世界に例を見ない少子高齢化社会に
日本は今突き進んでいる。社会の活力が失われていく。70歳台はもう高齢者とは言えない。働くことを含め 社会参加が
必要だ。
国連の報告書では高齢社会とは 総人口の14%以上を言うそうだ。令和元年(2019年)の高齢化率は28.4% 超高齢社会
と言っていい。勿論世界のトップを行っている。現在でも男性4人に1人が高齢者である。高知県は現在36% 3人に1人
が高齢者です。
1990年代から日本の高齢化率が急速に高まり 労働人口が減少を始めた。バブル経済がはじけたこの頃から日本経済の
長期停滞が始まった。同時に労働者=納税者でもあるので 日本経済が縮小し 納税者が減り 年金など社会保障は
2020年には一人の高齢者を2人で支えていたが 2040年には1.5人で一人を支えなくてはならない事態になる。
今日本が豊かに見えるのは借金のお蔭である。1200兆円の国債・地方債残高は日本人一人当たり1000万の借金をして
いるということです。日本のお金持ちが自らの預金を使い国債を買ってくれています。政府の借金を国民が支えている
わけです。日本がスリランカやギリシャのように返済が困難になった時 国民の金融資産2000兆円はゼロになっている
可能性があります。
人口が減り 借金が膨らんだ国で繁栄を続けた国家はありません。ある予測では50年後このまま借金(国債)が増え
続け 8000兆円になる?という推計も・・。目先の支出しか考えない政府は財政再建など意識が無いようです。100年後
に日本は存続しないと投資家のロジャース氏は言います。今何かと話題になっているイーロン・マスク氏も 日本は存在し
なくなると日本の少子化に警鐘をならしています。防衛費の予算倍増より少子化対策の予算を倍増すべきです。勿論お金
だけではありません。子育ての負担を軽減する仕組みが必要。 地震対策 温暖化対策と共に異次元の対応をすべきです。
観光キャンペーンの一環ですが 飲むのが好きな高知の人々 ひさし振りの賑わいだ。
ひろめ市場も行列が出来るほどの人で 私も圧倒されました。
お店では カツオのたたきの実演。 焼きたてはうまい ! 行列が出来るのも納得 !
寒緋桜(かんひざくら)は満開 !
みもざも大きく膨らんで 鮮やかに咲き出しました。
大橋商店街では 有名店が仕上げた皿鉢(さわち)料理のオンパレード !
豪華な皿鉢料理。 お正月を男女で飲んで楽しむ為に 年末に全ての料理を一皿に盛りつけた !
精巧な彫り物のようなお料理。 工夫をこらしています。
高知の有名店が 腕を競い合って 皿鉢料理を出品しています。
三翠園(さんすいえん)は 有名な老舗ホテル。
中華料理のお店も様々な料理を精巧な盛りつけで 楽しませてくれます。
3年連続 コロナ禍で中止になっていました。 今年は 春らんまんをテーマに 多くの店が参加 !