ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

 3月3日はひな祭り。 佐川町のおひな様。

2023年03月04日 | 自然 花 写真

( 昔 民家で使われたおひな様。 ツアーが食事をする濱口亭に飾ってありました。)

 

今日は少し話題を変えて 食べ物について考えてみます。人口が80億になり 地球の乾燥化 砂漠化が進み 水不足が

生じ 食べないと生きていけない人類にとって 大変厳しい時代を迎えています。ご存じのように日本の食糧自給率は

38%で ここ50年で半減しています。

 

ウクライナ戦争で知ったことは ロシア ウクライナとも農業大国で 戦争前は小麦やトウモロコシを大量に輸出して

いたのです。一時話題になったように 黒海が安全に航行出来なくなって 輸出がままならず アフリカ諸国などに食糧

危機が起こり 穀物の値段が高騰しました。日本でも 油、小麦、卵等で作られている食品が何度も 値上がりして

います。落ち着いていた物価は今年1月 年約4%の値上がりでした。(消費者物価指数)

 

世界の3大穀物は トウモロコシ 小麦(17%値上がり) 米です。例えば小麦ですが 主な生産国は中国 インド 

ロシア アメリカなどで 世界では7億6千万トン生産(2018年度)されています。日本の本州の10倍の地域で生産

されています。小麦はふかふかのパンの元です。ラーメン うどん スパゲッティ ピザ お菓子 饅頭も 小麦から

作られます。約1万年前 中東で身近にあった雑草に等しかった小麦の種を蒔き 自分達で育てるようになりました。

農耕の始まりです。 人類にとって第一の転換期です!?

 

小麦の実は固い粒でそれを石で砕き 粉にして水で練ってパンをつくり 安定した食料になったのです。狩猟や採取を

していた人類にとって 畑を作ったり 水遣り 草取り 害虫や他の動物から小麦を守る仕事は大変でしたが 品種

改良を重ねて 現在のような美味しいパンが食べられるようになりました。小麦を主食としている人口は世界の35%

です。日本は9割を輸入しています。国産は平均82万トンに過ぎません。値段は上がってもパンやピザ ラーメン

うどん等は今のところ 何時でも食べられます・・。


                                       
しかし気候変動は小麦の生産に悪い影響を与えています。各国で収穫量が減っています。小麦 トウモロコシ 米など

主食になっている作物は将来収穫量が減ると予測されています。2021年度はアメリカ・カナダでは小麦が不作でした。

北米からから多く輸入している日本は影響を直接受けました。ウクライナ戦争は世界中の貿易に大きな影響がありました。

ロシア ウクライナの小麦輸出量は世界の1/4を占めており ロシアの輸出規制が世界に大きな影響があります。

戦場になっている畑で収穫するのは大変です。働き手は兵士になり 黒海の航行不安など輸出出来ない分 国家の収入も

減ります。気候条件による不作 ウクライナ戦争という世界情勢 円安など世界で起きている事象全てが 小麦粉の

値上がりに直結しています。

 

      

      こんな大きなおひな様 余程大きな家でないと飾れない・・? 

色々な道具も 精巧に 作られています。芸術品と言っていい 見事な工芸品です。

      

      長い間保存されていたのでしょうね・・。 日本人の伝統です。

普通の家には こんな手作りのおひな様。

白モクレンが咲きました。 もう数日で傷がつくので 何日か皆勤で通わなくては・・?

冬の間 じっくり待っていた木蓮(もくれん)が 今年も咲き出しました。 

福寿草(ふくじゅそう) こんなにきれいな花 とは知りませんでした・・。

(2017年の高知城 枝垂れ梅。 今年(2月25日ブログ)より 倍以上の花が咲いています・・。)

須崎市の桑田山(そうだやま) サクラは遅くても 梅は見頃で 菜の花のサービスまで

梅と桜の競演 !?

これは紅梅と白梅の組み合わせ。

鏡川土手でも 早咲きの桜が咲いて来ました。(寒緋桜)

雪柳も 咲き出しました。

       

       道の駅で見た 野菜のおひな様 !

 

 

コメント (1)
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