( 高知桂浜 坂本龍馬の像の前にもお花のオブジェが置かれ 今迄のイメージ一新 !)
SDGs(エスディジーズ)の17の目標のトップに 貧困をなくそう、2番目に飢餓をゼロに、 3番目に全ての人々に
健康と福祉を、 更に質の高い教育、 安全な水とトイレを など。 これらが実現してこそ 人間的な尊厳が守られ、
豊かな生活、生き甲斐のある持続可能な循環型社会が生まれます。 誰一人取り残さない為のSDGsです。
少子化の影響で 小中学校へ通う児童生徒が大幅に減っています。2020年には全国で956万人と2010年より100万人近く
減少しています。全国でこの10年間30%以上児童生徒が減った自治体は 346に上るそうです。 特に郡部では過疎化も
相まって 学校の統廃合が進み 小中学校はこの10年で 3000校も減り 高知県でも50校が減少しました。
少子化に影響を与える要因は 非婚化 晩婚化や結婚している女性の出生率低下などが考えられます。それを裏付ける
ように 婚姻数も低下傾向にあります。結婚というハードルが高すぎるという声や 非正規雇用が増加して賃金が上がらず
結婚が難しくなっている状況があります。フランスではかつて少子化が問題でしたが 『子供は結婚してからつくる
べし 』という古い?考えを改めたら 出生率が上がりました。結婚しないで生まれた婚外子が約半数を占めています。
同性婚や事実婚に対する考えには私も古いものがあり フランス並にという考えは即賛成出来ませんが・・? 今日本も
ジェンダー議論が盛んになっています。
人口減の問題にも増して深刻なのは 人口構造の大きな変化です。2040年の日本人口は1億1千万人となり 1975年
(昭和50年)とほぼ同じですが 1人の高齢者を支える現役(生産人口)が1975年は8.6人だったのが 2017年に2.1人
40年には1.5人 65年には1.3人で支えることになります。これでは肩車に等しく支えきれる訳がない・・。社会保障だけで
なく 経済 社会生活の基盤が大きく変わる 『 日本沈没 』 と言われる危機です。( 写真の一番下にグラフ )
74歳まで就業機会を広げ 高齢者を75歳以上とし 18~74歳で支えることにすると 2020年で4.7人、 2040年に3.3人で
支えることになり 社会保障 年金 介護など景色が変わる。政府は 『 全世代で公平に支え合う仕組み 』 として
現役世代に負担を偏らせることなく 高齢者にも一定の負担を考えている。高齢者には厳しい選択になるが 日本が生き
残るには 必要な選択かも・・。
よく言われるが 現在の70台は若い。働きたい意欲も高い 健康維持にも寄与する。コロナ禍で3年、ウクライナ戦争で
1年 想定外のことがこれからも起こりうる。地球温暖化でこれからの自然災害を起きるだろう。トルコの大地震 日本に
起こらない理由はない・・。高知県でも県民の一番の関心事は 『 少子高齢化 』 です。更に3位に 過疎・中山間
対策です。 (続く)
海は全く変わっていません・・。 神社の祠がある 竜王岬。
桂浜は月の名所として知られています。 お正月には 初日の出を見に多くの人々が集まります。
岩にくだける白い波・・。
昔ながらの 桂浜の石碑。
これも 生け花 ? オブジェ ?というのでしょうか ?
生の花を使った 大きな生け花・・。
帰りに見た タチツボスミレ。 可憐に咲いていました。
新しく出来た レストランやお土産店。 ミュージアムも出来ました。
ラーメンの店。 昼間は行列するほどです。
ミュージアムの中 著名な画家が描いた絵。
ここで写真は一転 ! 社会保障で 労働人口が高齢者を支える割合を示すグラフ。