( 凌霄花(ノウゼンカズラ)咲き出した。 国道沿いの毎年咲いているところです。)
昨年COP(国連気候変動枠組条約締約国会議)27の会議がありました。以前書いたように COPは地球温暖化に
気付いた国連や国々 世界の科学者が集まり科学的知見を発表し、二酸化炭素始め温室効果ガスの排出を削減し 地球
温暖化対策を進めることを目標にしています。第3回目は京都で行われ 『 京都議定書 』が作られ2005年に発効し
ました。その10年後 更に対策を推進するため『 パリ協定 』が採択され196の国々が協力して温暖化を食い止め
ようとしている訳です。アメリカが一時離脱をしましたが 今はバイデン政権の元で 協定に復帰しています。
地球温暖化を1.5℃に抑える それが世界の約束 共通の目標でした。ところが世紀末を待つ迄も無く ここ数年の内に
1.5℃に達する年が出てくるというIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の警告です。既に1.1℃上がっているのですが
近々目標(限界)に近づくという警告です。わずか1℃でも 異常気象が世界各地で起きます。極地では更に高温に
なっており 氷の融解が進んでいます。 夏場もう北極圏の海では氷が見られない・・という事態になります。
最近COPの会議で重要な課題になっているのは グローバルサウス(途上国 新興国)への損失と損害への補償です。
気候危機はグローバルノース(北の先進国)によって起こされ 二酸化炭素排出の不均衡を 抜本的に解消しない限り
『 気候正義 』は無いということです。 歴史的に二酸化炭素排出が多い先進国や産出国などは2050年に排出を実質
ゼロにするだけでは 公正さの観点から不十分で、途上国 新興国の地球温暖化対策に 協力する必要があります。
『 気候正義 』の観点から 計192兆ドル(2京7千兆円)を支援する責任を負うという試算を 英国とスペインの
研究者が発表しています。 信じられない程の金額ですが 過去の産業革命からのツケとなっています。
別に『 炭素予算 』という考え方があります。人間が起こした温暖化とそれによる気候変動を抑える為の温室効果
ガスの累積排出量(過去と未来の排出量合計)の上限を言います。 過去の排出量が圧倒的に多いのが先進工業国です。
アメリカ ドイツ イギリス 日本などです。しかし今中国やロシア インドが排出量上位に来ています。グレタさんは
本の中で パリ協定を実現する為に スウエーデンの排出量を現在の1/10にしないといけない・・と言っています。
今迄出し過ぎた分を減らす必要があるのです。日本も同様です。80億という人口の中に 先進国並みに豊かになりたい
と思う途上国 新興国が沢山あります・・。 ( 続く)
夏の3つの花の一つ。 私の独断ですが ムクゲと7月の芙蓉を入れて 3つです。
梅雨空の合間に 時折陽が照り 青空が見えます。気温は30℃でもうれしい真夏日です。
あっという間に 満開とも言える木槿(むくげ)の花。毎日散っては咲きます。
ハルジオンとヒメジョオン ? どちらなのか 外見だけでは分かりませんが 今盛りです。
アガパンサスの群生。
白いアガパンサスもあるのですね?
白いグラジオラスも・・。
芋根の星朝顔(いもねのほしあさがお)この花も繁殖力が強いです。
柏葉アジサイ 明らかに紡錘形の花。 ユニークです。
イワダレソウ ? ランタナとは 色も大小も違います・・?
もう長く咲いています。 昼咲き月見草(ひるさきつきみそう)
この朝顔もスゴい繁殖力です。
雨の朝 鳩 時にカラスが 電線に留まっています。雨に打たれて夜を過ごした・・?