ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  久し振りに鏡川の上流 鏡湖ダムまで行きました。

2023年06月24日 | 自然 花 写真

( 白いレースのような 鏡湖ダムから流れ落ちる水。 この後鏡川となって市内を流れます。)

 

私が未だ現役だった頃 今から35年前の1988年(昭和63年)1冊の岩波新書を買っています。 石 弘之さんの 

『 地球環境報告 』です。『 地球生態系の崩壊は、北極から南極、成層圏から深海底までとグローバルな範囲で

加速度的に進行している。 人類の明日を脅かす 砂漠化 森林の消滅さらには酸性雨 フロンガス食品の化学汚染

等々・・。』とあります。  

この地球環境報告には そんな昔でありながら 『 二酸化炭素の増加による地球の温暖化 』がはっきり指摘されて

いました。ただ当時はフロンガスによるオゾン層の破壊とか 化学物質による環境汚染が大きな課題でした。日本は

高度経済成長期で その副作用というべきか 水俣病など4大公害病への対応で対策の先進国でした。1986年には

チェルノブイリ原発事故が起こりました。 今のウクライナですが その地域は今も死の街です。

 

1987年世界人口は50億人を突破し その3/4が発展途上国で耕地の開発 土地の酷使で自然環境が悪化し続けて

いました。(今は80億人に増加・・。)世界もこの動きに呼応し IPCC(気候変動に関する政府間パネル)がこの年

設立されました。1994年国連気候変動枠組条約が発効、 京都で枠組み条約締結国の会議(COP3)が開催され 

京都議定書が 締結された。 先進各国が排出削減目標を設定 カーボンゼロに向けて各国の取り組みが始まりました。

この流れを見る時 石さんが80ヶ国以上を自らの足で調査 傷ついた地球の現状を訴えた先見性と行動力には 感服

します。

 

時は流れ2006年 アール・ゴア著『 不都合な真実 』が発表され 大きな話題になりました。映画も作られ 私も見た

覚えがあります。私の自然ブログがスタートしたのもこの頃、 この動きに刺激されたのでは ? 残念ながら当初の

ブログは失われています。Yahooがブログ事業から手を引いたからです。 2011年東日本大震災が起こった。想定外?の

津波による原発事故 今も汚染水の処理が出来ていない・・。

 

2018年グレタ・トゥンベリさんの議会前座り込みが始まった。この動きは各国に広がり 翌年161ヶ国400万人が

参加した気候ストライキに発展した。若い人々が立ち上がった。オオータニにしろ 藤井聡太名人にしろ特別の才能が

与えられた若い人々がいる。彼らを見ていると とても清々しい。この世的欲望でなく 目標を高く持っている。彼女の

本を読んで 異常と思われることも多い。でも真剣に怒っている。15歳の少女が 地球を壊す人間社会に怒りをもって

いる。多くの中傷があったようだが 希望を失わず この5年間を戦い続けている。 未来に生きる若い人々が立ち

上がっていることが 何よりの希望です。 

 

連日のようによく降る雨がダムに集まりますが 放出も積極的に行っている鏡湖ダム。

結構腰まで浸かって 魚釣り。 鏡川の上流。

山間部は市内より少し涼しいのか アジサイも見頃です。

アナベル。雪のように白いです。結構大きな球になります。

今年初めて ハルシャギク。波斯菊と書きます。 ペルシャとも。 現在のイランです。 

山法師(やままぼうし) 結構大きな木になります。秋には赤い実がなります。

ねむの木 夜になると葉が閉じて垂れ下がるとか・・。 寝るということです。

スモークツリー。 煙の木。花のあと煙のようになるようです。

グラジオラスも色鮮やか。

桔梗(ききょう)は2回目です。

サボテンの花。信じられないほど キレイです。

 

 

コメント (2)
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