ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  アジサイの色は どうして色々あるの ?

2023年06月03日 | 自然 花 写真

( 田の苗も相当株が増えて しっかりしました。 台風にも負けない感じ・・。 )

 

6月に入りました。梅雨と台風でスタートです。部屋の温度もいつの間にか 25℃を指しており 夏を感じます。

ここ数日雨続きで グランドゴルフも連続休みです。それでも雨の合間をぬって プール通いです。台風は沖縄を経由

して 急に東へ進路を取りました。お蔭で四国 九州は直撃を免れました。ただ高知は線状降水帯が発生 雨が長引いて

います。 TVで石垣島などの台風対策を伝えていました。船を固定したり 食料・水など大目に買い込んだり 離島で

あるが故の対策です。大きな被害はなく 過ぎ去ることを祈っています。

 

世界気象機関は今後5年間のうち、少なくとも一年間、世界の平均気温は1.5°上昇する可能性があると警鐘を鳴らして

います。本来1.5℃は今世紀末の目標でした。それが私たちが生きている今の時代に 産業革命以前の気温に比べ 1.5℃

上回るという警告です。温暖化が前倒しになっています。二酸化炭素排出量が引き続き増加している現状では やむを

得ない結果でしょうか ?

 

この1万年間 地球の気候は安定していました。その頃から農耕や牧畜が始まります。人類は定住し 他の生き物も繁栄

数を増やしていました。生態系ピラミッドと言われるように 地域、地域で独自の生物多様性を築いていきました。地球は

多くの動植物を育てることが出来る 『 持続可能な循環型システム 』を持っていたと言えます。

 

ところが人類は文明を更に発展させ 18世紀工業化の時代を迎えます。産業革命の到来です。それまでは馬力で計算

出来た動力に蒸気機関が登場 石炭など化石燃料がエネルギーになりました。道具を使っていた手工業から機械の時代に

移り 生産力が飛躍的に拡大 大量生産・消費・廃棄の資本主義の時代が始まりました。私の子供の頃も三池炭坑 夕張

炭坑など石炭採掘が盛んでした。

 

1950年から2000年の50年で 世界人口は倍になりました。もっと言えばキリストが活躍した頃の世界人口は2億5千万

わずか2000年で80億人となりました。産業革命の頃からでも9倍の増加です。『 産めよ 増えよ 地を満たせ 』と

いう言葉通りになりました。この数百年の間に人類は異常な繁栄を遂げ グレタさんが『 気候変動と環境危機 』で

述べたように 『 私たちは世界の森の半分を切り倒し 野生生物の2/3以上を消滅させ 海洋をプラスチックで溢れさせ

大量絶滅と 気候の大惨事を引き起こそうとしている。』 のです。

 

今日もアジサイ特集ですが ガクが花の輪のように見えますね・・。

白い紫陽花(あじさい)。 清楚でいいですね。 このままの色か 変色していくのか ?

日本原産のアジサイは青い品種が祖先だと言います。 

ガクの中にアートシアニンという色素があり 土中のアルミニュームと結合して青色になる?

アルカリ土壌では アルミニュームは水に溶けず 元々の色である赤やピンク 紫色になる。

これは渦アジサイですが 色がマチマチ、 アジサイの細胞毎に色が異なるせいらしい?

     

     ともあれアジサイの色は 七変化。 移り気の花言葉を持っています。

今は人工的に色を変えることも出来るそうです。

春野のあじさい街道です。 豊かな水のそばが好きなのかも知れません・・。

ガクアジサイの一種。  昆虫に目立つように ガクが大きくなって 装飾花とよばれます。

ガクアジサイと言っても これはもう立派な花ですね・・。

私は こんな明るいピンク色がいいですね~。

ガクアジサイの一種ですが 墨田の花火(すみだのはなび) とよんでいます。

 

 

コメント (1)
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