奈留島南端の第90番霊場から、再び北へ帰ります。
第89番霊場の前を再び通り過ぎて、口の夏井の港をグルッと廻るとそこに、
第91番霊場吉栄水産事務所前のゴミ箱がやや雑然と鎮座していました。
霊場の前は水産加工所があって、トロ箱が沢山積まれ、その向こうに奈留神鼻や前島が輝いていました。
おこぼれの魚を狙ってか、カラスも我が物顔で、フークにもあまり驚きません。
フークも黙っています。
港の防波堤を少し歩いて振り返ると、口の夏井港の奥には第89番霊場が小さく見えています。
この山の向こうが、舅ヶ島や千畳敷です。
向の前島、赤い灯台が目に付く住居地区である笠松も目の前です。
もうじきそこにも行きます。