島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

玉丘史跡公園

2011-07-16 | 播州
     
 3連休の1日目は当直です。
外は暑そうなので、出かけるよりクーラーのかかった医局の方が、年寄りにはいいです。
 先日、北条にあるイオンに買い物に行く前に、途中にある
      玉丘史跡公園 寄り道してフークと散歩です。
      
 公園は綺麗に整備され、中心には100m以上ある完全な形で残っている大型前方後円墳
      玉丘古墳
横に立って前方から見ると、単なる小山。
      
 周囲の濠も残っていて、蓮が水面を埋めていました。
 この墓には、根日女という巫女のような女性が葬られていると言う伝説があります。
そう聞くと、この小山も女性的に見えます。
      
 後円部に周っても意外と低い。
人物埴輪の影に見えるものは、写真機を持った醜い私の影です。
 
 父親の従兄弟である21代雄略天皇に、父の市辺押磐皇子(いちのべのおしはおおじ)を殺され播磨に逃げていた兄弟が、貴種流離譚という感じで見つけられ、23代顕宗天皇・24代仁賢天皇になった話。
二人は天皇になる時も譲り合った、優柔不断の兄弟ですが。
播磨にいた時も、根日女に二人とも恋をしましたが、兄弟で譲り合ってどちらも結婚できず。
死んでしまってから、天皇になっていた二人は根日女ノために、表面を美しい玉石で覆ったこの玉丘古墳を作ったそうです。
     
 哀しくも美しい?根日女伝説で、近くには「根日女の湯」という温泉まで有ります。
恋と地位の譲り合いをしたこの兄弟の天皇の子供は、次の息子で一旦途切れて、継体天皇へと移っていきます。
 そんなこととは関係なく、公園に住む「草次郎」と言うの名の山羊?は無心に草を食べていてふり向きもしませんでした。
      
 ブラブラ散歩して車に戻っても、まだまだ太陽は高い位置です。
車の屋根越しに、前方後円墳を見ていますが、遠くの建物は加西市民病院です。

   返事
花水木さん:地球儀展望台は、そんなに褒めてもらうほどの施設ではないと思いますよ。
中ちゃん:きつねやたぬきではありませんが、丁度動物ものもやる予定。
コメント (2)
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