娯楽はWOWOW鑑賞に頼ってる今の私の生活、月に10本以上の映画をWOWOWで観ていますが、邦画は耳が悪くなってセリフが聞こえなくなってきてるので、洋画の字幕を読んでる方が楽です。
最近は老夫婦や老人の映画に、わが身をかぶせて観てることが多いです。
2021年作「すべてうまくいきますように」、しっかりしてるし外食も皆で出来るようなお爺さんが、自分の尊厳を守るために安楽死を望み、自国フランスではだめなので、わざわざスイスにまで行って、それをやり遂げた話ですが、今の私としては、この状態ではちょっとまだ安楽死は早いやろうと思いました。
迷いながら父の希望に沿って行く娘さんを、あのソフィー・マルソー(名前だけは知っていて、少女のイメージ)が演じてました。
2012年作「愛、アムール」、脳梗塞で突然倒れた妻を、夫が献身的に介護していきますが、徐々に認知症も進行、介護疲れではないと思いますが、気高かった妻の願い通りに、枕を顔に押し付けて夫は妻を殺し、自分もその後を追います。
私はこんなことをする勇気も根性も持ち合わせてはいませんが、気持ちは解る気がします。
夫役はあの「男と女」のジャンルイ・トランテイニャンでした。
2017年作「ロング、ロングバケイション」、認知症が進行しつつある夫と、普通にしてるのが奇跡ぐらいの末期進行癌の妻が、キャンピングカーで最後の旅に出て、こんなになった夫を一人ではおいて行けないと、妻の意思で心中する物語です。
あの「MASH」のドナルド・サザーランドが認知症の夫を演じていました。
最後は2014年作「アリスのままで」、50歳で言語学者の大学教授の主人公が若年性アルツハイマー病に罹患し、徐々に記憶が消えていく恐怖と戦う映画です。
この映画だけは主人公の死で終わりませんが、ほぼ記憶がなくなったぐらいで終わります。
家内もこんな恐怖と戦っていたんだろうと思うと辛いですが、今やこの映画のラスト近くの状態の家内が、これからどう生きていくのか、私は見守るしかありませんかね。
「ジェラシックパーク」の恐竜博士を演じてたジュリアン・ムーアが主人公を演じてましたが、この人の顔を憶えられません。
勿論WOWOWでこんな映画ばかり観てるわけではありません、もっと若い女優のR15指定映画やアニメなども観ていますよ。
戦おうとしても戦う気持ちさえ忘れさせる認知症になってしまった家内の代わりに、私が戦おうとはしてるのですが、しんどく切ないですね。
まあ笑うことですし、得意のケセラセラで行きます。
夫の父は晩年、認知症になりましたので、少し心配でもあります。
飼っている猫と夫を残しては死ねない、と思っている今日この頃の私です。
このブログを拝見するたびに、島の医者になって様は偉いなあと思っています。私も「ケセラセラ~なるようになる~」で笑って過ごします。
アニメはTV版のほうが『えーっ!そこで終わる?』という引っ張り方で、次次観てしまいます。映画はあの時間内に終わらせなければ…なので、少し物足りないものもあります。
そう言うたら、小学生が合奏する、『ケセラセラ』って、♪なるようになる〜…だと思っていたら、ミセスグリーンアップルという日本のバンド?のめっちゃ難しい曲でした。今どきのは違うんや!
私はそれほど偉くはないです(ちょっと偉いとは思ってますが)、能天気というか、明るく行こうと思ってるだけですよ。
もうじき「ドラえもん」の「スタンドバイミー」が放送されるので予約してます。
映画「知りすぎていた男」でドリス・デイが歌ってた「ケセラセラ」、子供心にもドリス・デイ綺麗だと思いました。