又小川さんの地図からの借用ですが、中央青線が東海道(三条通)で、縦に流れてる細い川が白川です。
民家の玄関横に木柵で囲まれた古い三条通の道標が有りました。(地図の三条通道標)
いつの頃の物なのか判りません。
ここで東海道は地図にあったこの白川を跨ぎますが、白川は志賀越え道の方から流れてきて(以前紹介した志賀山越え9.で、北白川天神宮の前に架かる萬生橋の下を流れていましたね)、明治になって出来た疏水に一旦は南禅寺舟溜辺りで合流し、新宮道辺りで疏水から別れて元の経路を流れているようですので、写真の白川の水は、東山から流れてくる水ではなく、ほぼほぼ琵琶湖疏水の水すなわち琵琶湖の水ですね。
ここは京都市営地下鉄東西線東山駅の出口辺りですので、岡崎の美術館などへ行く時はここで降りて、白川橋手前を左折して行ってました。
左折してすぐにあるこの店は、京都南座に接して店を構える1819(文政21)年創業の「祇園饅頭」の工場直営店ですので、この民家の奥で作ってる所が少し見えます。
いつもここでおはぎや赤飯を買って帰るのが、芸術を楽しんだ後のもっと大きな楽しみでした。
私がもし商売するなら理想は、こういう小さな時流に流されない堅実な商売をするお饅頭屋さんでしたが、最近はこういう店にも人が並ぶようになっています。
土曜日朝9時ころ自転車で出町を通ったら、ふたばの豆餅を買う行列が、早くも河原町通りの向かい側まで出来ていました。
日本人も並ぶの好きなんですね、なんかニュースで見ていた戦中戦後の配給に並ぶ行列を思い出すので、私は長い行列に並ぶのは好きではありませんが、京都は町中行列だらけになってます。
我慢して並んだのは、こども達連れて行ディズニーランドのアトラクションだけです。
今は、テレビで、有名な観光地の食べ歩きとか、美味しい店を紹介してますね。
先日、孫の七五三の祝いで水天宮さんへ。
甘酒横丁歩きましたが、鯛焼きやさんとか、焼き鳥屋さんとか、行列出来ていました。
今は行列してることを楽しんでいるのでしょうね、その間もほぼ全員がスマホを観てますね。
納得は行きませんが、これが今の世の中で、孫たちはスマホ漬けですし、私も旅行で目で見たことを憶えるのではなく、写真を撮って後で見る習慣が付いてきつつあるので、人間が変わってきたのですかね。
ツアーは日本人だけが好きなわけではないようですね。