いやあ、疲れた。六泊七日の四国一周。
初日、5日の夜は瀬戸大橋途中の与島PA泊。
車内で食したのが、わが愛する「きさく」の汁なし坦々麺。
旅先まで持っていって食わなくてもよかろうに…。
そう考えるのが、フツーである。
思えばこれが、四国麺類激食の旅の始まりでもあった。
岡山から香川へ上陸。讃岐地方とといえばうどんである。
「うどんめぐりがしたい」…。
翌6日、早朝営業のうどん屋目指し、一路、善通寺市へ。
「長田 香の香」なる有名店に飛び込んだ。
朝の九時過ぎにも関わらず、どう見てもネイティブにしか見えないお客さんが次々に。
ここ讃岐地方の住民は、うどんをエネルギーに動いているに違いない。
残念ながら写真がないのである。
そしてその日の夕方、われわれは徳島でご当地らーめんにチャレンジ。
真っ黒なスープでギトギト感あふれる見かけだが、意外とあっさり。
おいしゅうございました。
われわれの麺道追究の旅は、まだまだ続く。
翌7日、今度は大歩危、小歩危で有名な祖谷渓で、祖谷そば。
ぶちぶち切れるタイプであったが、これもまたよろし。
とにかく「ざるそば」なヒトである。
このほか、この旅の途中、
讃岐うどんやスパゲティーをキャンピングカーの中で何度も食った。
全身炭水化物化の旅でもあった。
しかし、われわれとて、麺ばかりを食っているわけではない。
海の幸もたんと補給したのだ。
それも漁船の上でである。
体験実習船「にじマンボウ」。
その全貌は後述するが、とにかく素晴らしい二時間であった。
取れたてのシオ(カンパチの幼魚)の刺身、
それにイシガキダイやらハゲ、
よくしらない河豚、カツオなんぞが豪華てんこ盛りのお味噌汁をごくごく。
ちびは、「あんた、全然船酔いせんなあ」と漁師に呆れられるほどの健啖家ぶりで、ばっくんばっくん喰ってました。
もちろんアウトドアにつきもののBBQも。
土佐ナンヤラ公園でやったり、
四万十川に突き出た石の桟橋でやったり。
チビはBBQよりも焚き火の魅力に取り付かれ、
ひたすら燃やしまくったのであった。
深夜、宇品のとある公園で焚き火をしていた
怪しい親子は私たちです。
そして旅の最後は、宇和島で瀬戸内料理。
冬の御膳に上にぎりに鯛めし。
チビは最後まで大食漢でありました。