HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

禁断の書。

2009-04-10 19:55:39 | 本と雑誌

これだけはダメだったのに…

そんな本に今、手を出している。

 

ああ、何ということだ…

 

それはこれ。 

 

005

 

うん? わかんない?

 

じゃあ、これ。

 

Ryoma1

 

  

いやあ、この人に今、親子でやられてます。

 

 

そう、これですね。

 

 

004

 

ずっと取っておいたんだよなあ、この本。

 

どう考えたって、面白いでしょう。

まさに「鉄板」。

 

「リタイアしてから、じっくり読もう」って、

あえて避けてたのに…

 

それが崩壊したのは、幼馴染みのS水のせい。

 

「入学祝いに」って持ってきたもんだから、

ついついショーネンに。

 

あっという間にショーネンも虜(とりこ)。

で、ついつい手に取った私も、罹患しちゃいました。

 

昨夜なんか、ショーネン、

「通学途中に読むから、3、4巻を買ってきてよ」って。

 

深夜、本屋に急いだ私であった。

まあ、自分が読みたいからなんだけどね(笑)

 

 

私はかなーりの活字中毒者。 

 

で、もとより人間の「幅」が狭いから、

二十歳頃までは、「純文学しか認めない」っておバカでした。

 

漫画を買う友人に対し、

「変わらない値段で、

古今の名作、人間の英知が詰まった文庫本があるのに?」と、

大真面目に諭した覚えがあります。

 

いやあ、まさにクソバカだよね。

 

そのうえ、司馬遼太郎なり松本清張なり、

ベストセラー作家を、「売文の徒」と断じていたんだよな…

 

 

100top

 

 

 

「近代文学」やら「散文研究会」なぞと冠した、

サークル活動に勤しんだ大学時代。

 

いやあ、狭量にもほどがあるね(笑)

 

ただ、さすがにオトナになってくると、

エンターテイメントの凄さがわかってきます。

こんな仕事をしてたら、なおさらです。

 

さらには「知恵がないヤツは汗を出せ!」って教えられ、 

くそリアリズムの中で生きてきたんだもんなあ…

 

いわゆる「観念論」とは、どんどん縁遠くなってしまった私です。

 

 

 

まあ、そんなことはどうでもいいな。

 

ただ、やっぱ、シバリョーは面白い。

 

とゆーことで、老後の楽しみがまた一つ減ってしまった。

 

「坂の上の雲」だけは絶対読むまいと誓う私でありました。