最近、「あな」に縁がある。
ANA。
上京はたいていANA。空港までクルマで行き、そこに置いて空路東京へといった流れが多いのだ。
で、昨夜はANAはANAでも、ホテルの方。
人間国宝の能楽師、友枝昭世さんとご一緒する機会があったわけさ。
気さくな方で、その中に垣間見える芸談というか情熱というか、感じ入った次第。
ただ、小生の場合、このホテルってのは、なかなか勝負の場所だったわけですね。
しばらくは、そして今も広島では格式の高いホテル。
立派げな方も、乱暴な方も利用なさる。
で、若かりし当時、「危険物処理班」として各種ミッションに対峙していたアタシ。
このホテルの一室で、ロビーで、さまざまな方々とお話してました。
県会議員さんに追い込みをかけたこともあれば、詐欺師と対決(笑)したことも。
低い声で脅してくる関東の極道とやり合うのは、なかなかヒリヒリいたしましたなあ。
それにしてもこの頃、1990年代ってのは、よく「埋める」だの「沈めたる」だの、そんな言葉が飛び交ってたなぁ。
バブル前後で荒っぽかったよね、全体的に。
そんな渦中にいると、言われるこっちも慣れっこになっちゃうってのも如何なものか(笑)
今だったら絶対にやらない、やらせないミッションだったような気もするけど、ここ数年はどうなんだろうね。
もちろん著名スポーツジャーナリストとか、中山ミポリンとか、そんな甘酸っぱい思い出もないことはないが、心に刻まれてるのはやはり「危ない橋」の方だよね。
ウフフ。
人間国宝の芸談に触れながら、んなことを思い返していたアタシでした。
で、翌日、神戸へ。
イベント屋さんの集まりです。
これを喰らいながら、これを読みながら。
弊社は全国の同じジャンルの中ではベスト5だったけど、はてさて。
そしてホテル着。
何かが匂う。
何かが俺を突き動かす。
そう、ここもANA。新神戸駅につながるANAホテルだ。
うん?
じゃ、ここ、昔のオリエンタルホテルじゃね?
じゃ、この現場じゃね?
昔、よく遊んでた神戸のツレが当時、必死に地取りしたって言ってたな。
そりゃ、そうだ。
こんなのは滅多にないもんな。
じゃ、やはり現場を踏まねばなりませんね。
なんだか変わったコーヒーを飲みながら、思いを巡らせるボク。
ここで起きたんだよな。
いろんな人生が暗転、変転したわけだ。
俺に地取りの労苦を話してくれたツレはすでにこの世を去った。
俺よりもずっと若かったのにな。
2年前、心筋梗塞で搬送された日、彼の妹さんから「兄が心臓発作で亡くなりました」との連絡をもらった。
自撮りする俺もいかがなものかだけど。
集中治療室の中で、さまざまに思ったね。
当時いろいろあった。
ツレの死、俺の遠くないであろう終末を考えながら、誇り高く生きようと心に決めたような気がするな。
てなことを考えながら、今日もANAです。
ANA。
上京はたいていANA。空港までクルマで行き、そこに置いて空路東京へといった流れが多いのだ。
で、昨夜はANAはANAでも、ホテルの方。
人間国宝の能楽師、友枝昭世さんとご一緒する機会があったわけさ。
気さくな方で、その中に垣間見える芸談というか情熱というか、感じ入った次第。
ただ、小生の場合、このホテルってのは、なかなか勝負の場所だったわけですね。
しばらくは、そして今も広島では格式の高いホテル。
立派げな方も、乱暴な方も利用なさる。
で、若かりし当時、「危険物処理班」として各種ミッションに対峙していたアタシ。
このホテルの一室で、ロビーで、さまざまな方々とお話してました。
県会議員さんに追い込みをかけたこともあれば、詐欺師と対決(笑)したことも。
低い声で脅してくる関東の極道とやり合うのは、なかなかヒリヒリいたしましたなあ。
それにしてもこの頃、1990年代ってのは、よく「埋める」だの「沈めたる」だの、そんな言葉が飛び交ってたなぁ。
バブル前後で荒っぽかったよね、全体的に。
そんな渦中にいると、言われるこっちも慣れっこになっちゃうってのも如何なものか(笑)
今だったら絶対にやらない、やらせないミッションだったような気もするけど、ここ数年はどうなんだろうね。
もちろん著名スポーツジャーナリストとか、中山ミポリンとか、そんな甘酸っぱい思い出もないことはないが、心に刻まれてるのはやはり「危ない橋」の方だよね。
ウフフ。
人間国宝の芸談に触れながら、んなことを思い返していたアタシでした。
で、翌日、神戸へ。
イベント屋さんの集まりです。
これを喰らいながら、これを読みながら。
弊社は全国の同じジャンルの中ではベスト5だったけど、はてさて。
そしてホテル着。
何かが匂う。
何かが俺を突き動かす。
そう、ここもANA。新神戸駅につながるANAホテルだ。
うん?
じゃ、ここ、昔のオリエンタルホテルじゃね?
じゃ、この現場じゃね?
昔、よく遊んでた神戸のツレが当時、必死に地取りしたって言ってたな。
そりゃ、そうだ。
こんなのは滅多にないもんな。
じゃ、やはり現場を踏まねばなりませんね。
なんだか変わったコーヒーを飲みながら、思いを巡らせるボク。
ここで起きたんだよな。
いろんな人生が暗転、変転したわけだ。
俺に地取りの労苦を話してくれたツレはすでにこの世を去った。
俺よりもずっと若かったのにな。
2年前、心筋梗塞で搬送された日、彼の妹さんから「兄が心臓発作で亡くなりました」との連絡をもらった。
自撮りする俺もいかがなものかだけど。
集中治療室の中で、さまざまに思ったね。
当時いろいろあった。
ツレの死、俺の遠くないであろう終末を考えながら、誇り高く生きようと心に決めたような気がするな。
てなことを考えながら、今日もANAです。