HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

初心に帰ろう!の巻

2019-11-07 15:58:56 | 日記・エッセイ・コラム
会議があって、ふらふらと。
HBGホール方面に出向きました。
で、出会ったのはこれ。

これって、われわれ老夫婦の思い出の場所。
とゆーのも、昔、厚生年金会館って言ってた頃、ここでケコーン式を挙げたのだ。

で、この「玉」の前で写真を撮ったのよ。



いやあ、あれから30年近く。
いろんなことがあったけど、楽しい日々でした。
あと何年一緒に過ごせるかわかんないけど、面白おかしくやっていきましょう。

で、その思い出の地から通りを渡るとね。
ああ、ここも思い出の地。



背後に映るHBGホールじゃなくて、目の前の植え込みのことさ。


これは25年ぐらい前の話。

とある事件が弾け、不肖アタクシ、雄々しく前線に赴いたわけ。

とゆーか、少し詳しく言うと、ガサ入れ(家宅捜索)の現場を押さえるため、ここで張ったわけね。

午前6時ごろ、この植え込みの陰にしゃがみ込む僕、28歳。
悪い事をした関係者からも警察からも身を隠すべく、ってことだ。

待つこと2時間。
すると知り合いの県庁職員女性が「あら、happy manさん? どうしたの?」
彼女、通勤途中だったのですな。

「いや、別に」と話を逸らし、また、ひたすら待つアタシ。
しかし、ガサは始まらない。アタシの張り込みも終わらない。

気が遠くなるほどの時間が流れ、午後6時ごろに、朝、声をかけてくれた県庁職員女性が再び。
「あら、happy manさん、まだいらっしゃるの?」
彼女、ご帰宅途中だったのですな。




「俺はここに12時間座ってたんだよな。割と頑張ってたよな」。
そんな事をしみじみ思い、「今の俺は頑張ってるかな」とも。

さまざまな初心を思い出させてくれたスポットでした。