迷える羊のメモ帳

こんな言葉 あんな花に癒されて生きる

メモ帳131ページ目 我が人生とは??     

2011-08-01 09:14:30 | 日記
月日の流れの速さにあたふたしながら暮らしているこの頃である。
詩人金太夫先生の言葉を真に受けた訳ではないが、自分の人生は自分で決
めてつっ走ってきた。



特別な目標があったり、夢を叶える為なんてな能書きは、一切ないまま勝手
気ままで自由な生き方が出来ればよかったのである。

「働かざるもの食うべからず」を確実に実践し社会の荒波を乗り越えながら
生活の糧を得てきたが、最近は必要に応じて人の好意の優しさを素直に感謝
する事も覚えた。生きる為の一切合財を自分本位に決めてきたが、来年は
古希を迎える歳になる。自分で決めた人生は順風満帆とは程遠いが、両親の
健康体のDNAのお陰で病気もせずに、泣き笑いを繰り返しながら自分の決めた
道を生きて来た。ここまで来たからには、人生に責任を持ちつつ自力で女性の
平均寿命86.39歳を全うしたいと考えている。

そんな欲張りで我がままな自分を誰よりも愛してやまない。
生前の父母が時あるごとに、嫁に行かないお前は、半人前で世の中の爪弾き者
になると心配していた言葉は、苦境に立つたびに頭をよぎったものだ。
そんな時は、作り笑いを見せながら一人前になるまで走り続けようと自分に
鞭打ってきたものだ。聞き分けの無い私の人生はこんなものかと納得とともに
満足もしている。
今日も、身支度を整えて鏡の中の自分に「行って来ます」と微笑んでみせる。

本格的な暑さが始まる月に入るが、今一度、心の中で長生きの為の呪文を
唱える。万一の不幸に備えるのも自己責任だと思い込むと、不安感が消えない。



コメント (2)
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