迷える羊のメモ帳

こんな言葉 あんな花に癒されて生きる

メモ帳263ページ目 晩秋に輝く緑      

2012-11-12 10:34:40 | 日記
北の便りによれば、紅葉前線が南下し、そろそろ雪の気配を感じる
この頃だという。

生まれも育ちも北国の私は、真冬の寒さは容易に想像できる。
北海道の方言で凄く寒い日に「今日はしばれるね~」と挨拶する事や
しばれる日は異常なほどに真っ青になる空の色に想いを馳せる。

東京では、郊外で木々の色づきが進み始めている情報が出る様にな
って近場の散策に出かけた・・・が期待に反して、そこは紅葉も黄葉も
見られず晩秋に緑が光る風景であった。

復元建物の長屋門からみる木々の青さに意表を浸かれた気持ちだが
寒くなるのはもう少し先かとホットする。



何処を歩いてもモミジは僅かに色づいているだけである。
気持ちを入れ替えて日本家屋にみられる奥ゆかしさを庭先から伺う
と本当に美しいと感じた。



木の実をつけた庭木によって濡れ縁でくつろぎながら風情あるお庭を
眺めたであろう昔の人が偲ばれる。



この建物は、左手にある水屋(台所)部分が丸見えにならないように
庭木が目隠しになるように植えられているのだろう。
先人の控えめさが表れている気がした。人混みもなくゆったりと静か
な景色に浸った。



紅葉の期待に反して緑の景色になったが、どの庭木にも実がついてい
る所から確実に季節が移りつつある。入り口と水屋の間の塀が昔をしの
ばせる。



庭から見える家の中、ガラス戸を透して側面方向の庭が見る事が出来る
家の中から外の春夏秋冬を眺め、庭から家の中を伺う事ができる。
先人の知恵ここにあり・・



今日も気温は高く暖かい。紅葉を求めて歩いた公園で、緑の景色に遭遇
するが、木の葉は緑でもたわわに実をつけているので、近日中には葉は
色づき実は赤くなるのは確かである。


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メモ帳262ページ目 収穫の日が待ち遠しい      

2012-11-08 09:37:53 | 日記
立冬が過ぎても日中は気味が悪いほど暖かい日が続いている。

住まいの窓からお隣のお庭がよく見える。
この時期になると、隣の花は赤くていいなぁ~と何年も羨ましく思いつつ
暮らしている。

お隣の老夫婦が四季折々の花々を育てたり、生り物の木々の剪定をした
りして手入れを怠らないので、毎年果実がたわわに実るのである。
特にここ1週間で実が色濃くのり、そろそろ食べ頃の様相を呈している。

今年も柿は豊作であるが、お隣は柿はまったく収穫しない。
まずくて食べられないと云う、鳥の餌用でも充分用はたりているので手入れ
をするそうだ。

私のお目当てのキュウイフルーツ、ご主人にそろそろ食べごろですね~と
いうといやまだ10日ほど早いと言われた。
試しに味見をすると硬くて渋くてダメ、まったくまずいですね~~10日後を
楽しみに待っていて下さいと云われた。

手塩にかけて育てた果実、収穫の時はもう直ぐです。
ご主人が脚立を立てかけたら手伝いに行く積りで待機している。
収穫の時をご近所さんと共有できる愉快で楽しいひと時が待ち遠しい。





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メモ帳261ページ目 シニアナビ体験イベント参加、巨大トンネルを体験      

2012-11-05 10:31:57 | 日記
11月1日 シニアナビ体験イベントに参加し「神田川・環状七号線の地下に
掘られた巨大トンネル」を歩きました。
ここは善福寺川取水施設、台風や集中豪雨による川から洪水を取り入れ、
地下のトンネルまで導く施設です。





管理棟正面の外壁の大きな円はトンネル(調整池)の内径12.5mを表してい
ます。会議室で神田川水系の現状の説明とスライドにより施設の重要性を知
る。昔に比べて緑地が減ったことで集中豪雨等で浸水していたが、環状七号
線地下調節池により被害が激減したことがデータに現れていた。



中央監視操作盤により、神田川、善福寺川、妙正寺川の各取水施設の洪水
54万㎥を貯留する為ここで一元管理している。
この日は「見学者入坑中」の緑の札が掛けてあったので水害は心配ない。
施設の模型により実際に水を流し、貯水排水の様子が見て分かるようになっ
ているので良く見て入坑に備える。





乗用エレベーターで、立坑機械室と呼ばれる場所へ地上から43mへ降りる。
2重の厚い鉄の扉を通り抜けると流入孔と呼ばれる大きな穴が現われた。

この大きな穴から、勢いを減らすために回転しながら流れ落ちる水は、
減勢池に溜まりつつ、内径6mの導水連絡管渠へと流れて行く仕組みです。





いよいよ期待膨らむトンネル口へと進む、本体 環状七号線地下調整池へ
の導水連絡トンネルであるが内径6mあり、気温18度、少しヒンヤリするとと
もにさすが水周りだけにカビの匂いが強い。

水が残っている部分を避けながら暗闇を進むと、近隣の子供が描いた絵が
貼られていた、暗闇に一途の光の演出でしょうか・・?
しかしこのトンネル体験をしない限り、「日の目を見ない」絵でしかないのが
残念である。





導水トンネルを抜けると、本体 環状七号線地下調整池接続部分にたどり着
く、延長4.5km 内径12.5m 貯留水54万㎥、とまさに巨大トンネルである。

平成9年4月から平成22年12月末までに27回の流入があった記録がある。
平成21年、台風18号では流入量50.5万㎥に達し、満杯手前まで迫った跡を
指差し確認した。

トンネルの壁には無数の印がある、これは超音波を当てて点検、維持してい
る跡である。「ヒ」はヒビ。「ウ」は浮き部分だそうだ。

自然の猛威、集中豪雨や台風による水害から都民を守る為に造られた巨大
建造物、様々な技術力を駆使して作り上げた地下トンネル、その必要性を
知り、多くを学び、実際に歩いて体験出来た事に大満足した1日でした。

主催者シニアナビとご一緒して下さった皆様に感謝致します。













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メモ帳260ページ目 コスモス畑は真っ盛り      

2012-11-01 09:19:48 | 日記
今日から11月、旧暦の霜月、文字通り霜が降る月になりました。
一週間後には立冬、日増しに寒くなり冬の始まりに突入します。

近畿地方では木枯らし1号が29日に吹いたと気象庁が発表したが、東京の
木枯らし1号は発表されたのかしら・・?
朝夕は少し寒いが暖房するほどではないし、日中は秋晴れが続いていて強
い風は吹きそうにない。

今年の国営昭和記念公園のコスモス畑は趣向を凝らした見事な出来栄えで
ある。大きな3つの花畑を同時に楽しむため、花の品種別に開花リレーを試
みた結果、全ての畑のコスモスの盛りの美しさを愛でる事ができる。

特に花の丘のコスモス、センセーションMIXは同系色で纏められていて丘を
吹き抜ける風がピンク色の錯覚さえする。
びっしり隙間無く咲き乱れていて実に美しい、花を見下ろしながら食べるお弁
当も美味しく感じる。

コスモスの丘のセンセーションMIXは真っ盛り



原っぱ東花畑では、サンセットイエローとイエローキャンバスの黄色のコスモス
が見頃で何処までも続いています。

原っぱ西花畑では、コスモスの品種別に区分けされた花畑に色鮮やかな花々が
咲いている。そろそろ終わり始めている花もある。
 コスモスあかつき畑

 ダブルクリック畑

 イエローキャンバス畑

 ベルサイユmix畑 

センセーションmix畑

 コスモス日の丸畑

 T字咲きmix畑

 シーシェルmix畑

花の丘のコスモスは、今月中頃まで咲き続けると思います。
今年は是非見て頂きたい公園のお花畑です。

真っ盛り
コメント (2)
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