又タイミングのよい事に、ロシア、アメリカ、中国、エクアドルなどを巻き込んで、元CIAのスノーデン氏のアメリカ国家の盗聴疑惑が暴露されています。この映画でも、各国の情報機関や犯罪組織などが、短波放送を使って暗号化した指令を、現場のエージェントに送信する「乱数放送」を題材にしたサスペンスアクションなんです。
CIA捜査官は、情報漏れを防ぐための殺人ミッションのミスが原因で活躍してきた現場から外され、イングランドの旧アメリカ軍基地内に置かれたCIA乱数放送局に左遷された。
そこで暗号作成係と放送局を護衛する任務についたCIA捜査官だったが、ある時、不可解な集団によって基地を襲撃される。
その不可解な集団たちによって、現CIAの幹部たち１４名を暗殺せよとの偽指令が世界中のCIAエージェントたちに誤送信されてしまった。
さらに、CIA本部からは知りすぎた暗号作成係を処分し、放送局から撤収するよう命令が下るが……。
これもまた「誤」情報？
わずかなきっかけ、わずかな手がかりから、真実を見極め、謎解きをし、自らが解決してゆく、そして自らが一人で「ケリ」をつける。
主演は「エドガー・アラン・ポー」のジョン・キューザック、相手役のキャサリンは「ウォッチメン」「ロック・オブ・エイジズ」のマリン・アッカーマン。