Viedel/KukiHairDesign/ヴィーデル/クキヘアデザイン 四条烏丸 美容室

ヴィーデルは四条烏丸の美容室です。フランス仕込みの技術 ナチュラルで優しく ふんわりとしたヘアスタイル

ヘアースタイル・トランスフォーム

2012-02-24 07:24:12 | インポート
日本語では髪型の変換








すでにスタイルとして成立しているマッシュ・ショートに多面的に手を加える事によっての印象の違いや、右のマッシュ・ショートが勝つか?
左の長さの変化に手を加えたボブが勝つか?
と言うどちらの印象が強くなるか?
また、顔に被せる範囲にも変化をつけてその印象の違い等を検証。
まぁ~難しく考えないで「見」流してください~








コレは「足し算」でのヘアスタイルの構築ですね。
こんな風に、違う要素と違う要素を組み合わせて、ヘアスタイルは考え出されるのです。
こう言った印象の違いを頭にインプットしておいて、実際にカットに当たるときにその引き出しを開けるのです。
良く、褒め言葉で「美容師はセンスが良いよね~」なんていただきますが、僕はどちらかと言うとそれは否定派で、美容師は訓練を繰り返し行うことによって、実績を積み上げ、良いスタイルを提供できる、「慣れ」の仕事だと考えています。


蕎麦流々 千角

2012-02-23 10:35:42 | 町ネタ(京都編)
ここは祇園にある蕎麦屋さん。
前回の2012ドラゴンツアーでの昼ごはんの候補地としてインプットしていたところへ行ってきました。
前日に13:30ぐらいに行くと、店の前にお客さんが並んでいたので、早い時間に行こうと考えていました。
11:30に行ったのは正解でしたね~
場所は祇園の八坂さんの南側、安井の交差点の少し北側かな。
ココで有名なのは「桜海老のかき揚」
そして1日限定の「10割」蕎麦。
当然一番の客なのでいただけました~







で、感想はと申しますと、海老のかき揚はキレイで見事でしたよ~
蕎麦や出汁はそんなに特徴なく、シットリとおとなしい京風なお蕎麦なのかな~と言う印象でした。
場所柄、京都なら観光客にはこう言った蕎麦が受けそうですね。
祇園を観光の際にはゼヒ。



ノンシリコンシャンプーに関して

2012-02-22 12:41:54 | インポート
結論から申し上げますと「シリコンは必要不可欠、でも時と場合による」
シャンプーやリンスに於いてシリコンとはずばりオイルです。
シリコーンオイルと言って、それ自体が殆ど化学変化をせず、熱や水や電気に強い。
酸化、分解をしないなど、毒性の低さは群を抜いている。
また、リンスなどに含んで髪の滑り、撥水性、被膜形成をしてコンディショニング効果を簡単に得られる。
枝毛を着ける等、髪の表面を絆創膏を貼ったようにコーティングしてくれる便利で安全な成分。
シャンプーしても落ちにくい強いツヤを伴ってコーティングを作る。
ジメチコン・アモジメチコン・シクロメチコン・○○シロキサン等と表記されている成分は全てシリコン。正しくはシリコーン。
ただシリコンは疎水性の物に優先して吸着する性質があります。
疎水性とは、水になじみにくい性質のことで、例えば髪の皮(キューティクル)がそうです。
なので軽度のダメージ部、つまり枝毛等を吸着するには良いのです。
しかし、キューティクルが剥がれてしまうほどのダメージには?
髪の皮の中、バナナでいうと実の部分は親水性で、逆に水になじみやすい性質です。
なので、シリコンはつきにくい。
つまり、健康な部分にばかりついてしまうことになります。
これが重なると髪が硬くなったり、変にうねったり、髪の内部が乾燥し続ける原因になる
恐れが考えられます。又、カラーやパーマがかかり難い状態になります。
ただ、リンス成分にはカチオン界面活性剤といって、ダメージ部分に大量に吸着して櫛どおりをよくしたり
ツヤを出したりする成分があり、コレの上にはシリコンがくっつけます。
ただ、そういった成分は洗ったら落ちるのでシリコンの持ちも悪い。
シャンプーにシリコンを入れる理由は、ツヤだしのほかに洗ってる間の指どおりをよくしたりする
目的があるけれど、シリコンで頭皮をガツガツこすりこむ絵を想像したらどうでしょう。
頭皮にシリコンがくっついてもいいことなさそうですよね。
よく安いシャンプーでサラサラになるとか、何とかっていうエキスでシルクのような手触りとか宣伝してるけど
ほとんどがこのシリコンの手ざわり・ツヤなんです。
(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマーという成分はいわゆるアモジメチコンというアモノ酸型シリコン。
これは例えていうとシリコンにすき間を多くつくり、柔軟性と通水性を高めたようなもの。
こちらは幾分デメリットが解消されていて、使い勝手がいいように思います。
良くも悪くも効果が高いシリコーンですが、あまりに過大な表現がされてるケースがよくあります。



カラーはシャーベット

2012-02-20 07:42:42 | インポート
ヘアカラーの色味は「シャーベットカラー
髪の素材感は「レース」の様な”透け感”。
先ずはカラーから...
初めからメーカーが作製している既製のカラー剤の色味、レベルでは無く、求める色に特価した彩りを自ら作製する。

ブラウンコントロール絵の具やペンキの場合、補色の関係に有る色同士を混ぜると無彩色(灰/黒)になります。しかしヘアカラーの場合は補色同士を混ぜるとニュートラルブラウンになります。その原理でクールブラウン、ウォームブラウン以外のブラウンを作って染めると言う発想。
紫味の…青味の…赤味の…黄味の…緑味の…ブラウン、コレを意図として作る。
色調合を2色にトドメておく事で濁りを起こさずキレイな彩度を保てます、むしろ補色で作成されたニュートラルブラウンは透明感が有り、それがシャーベットカラーのベースになります。
トーンコントロール3原色(赤/黄/青)、第2原色(橙/緑/紫)、中間色(赤橙/黄橙/黄緑/青緑/青紫/赤紫)
中間色が必要なら第2原色と3原色で作る、第2原色が必要なら3原色で作る、混ぜ過ぎてダルトーンにしない注意が必要。
アンダーコントロールベースアンダーまではライトナーで3%オキシ等でリフトアップ、これには脱色と脱染の効用も有り、不必要な残留ティントを除去して仕上がりのクリア感も得られる。
それ+α後ほどの作業で、ライトナーかブリーチでのウィービング。ウィービングのスライス数やスライスのピッチ数でリクエストされたレベルのアンダーコントロールを行う。

これで透明感の有るシャーベットカラーの完成です。
手順は
①リクエストされたレベルでアンダーコントロールを行う
②ブラウンコントロールでベースの色味を作製
③ウィービングで透け感を作製

こんな提案です。
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