組織を裏切ったせいでニューヨークを追われて以降、フランス各地を転々としてきたストレスが、妻の瞼を余計に凹ませている。
最後に流れ着いたノルマンディー。
スーパーでピーナッツバターのが有るか尋ねた彼女に対し、どうせフランス語は解らないだろうと「だからアメリカ人は肥るんだよ」と言った瞬間、妻はブチ切れ店を爆破。
いくらマフィアの女房でも、ちょっとやり過ぎ?
しかしこれはリュック・ベッソン監督。
久々の監督作では、すっかり得意分野になったバイオレンスシーンはいつものように快調。
なのに、ユーモアが若干シュール過ぎて....。
母国フランスの独特な芸術ぶった映画は作らず、異国アメリカではハリウッドで映画ビジネスのノウハウを習得。
そしてそのノウハウがアメリカ映画を代表するマーティン・スコセッシ(製作総指揮)とロバート・デ・ニーロ(主演)を担ぎ出し、フランスに逆輸入したのだから。
まだまだ働くべきなリュック・ベッソン様....
最後に流れ着いたノルマンディー。
スーパーでピーナッツバターのが有るか尋ねた彼女に対し、どうせフランス語は解らないだろうと「だからアメリカ人は肥るんだよ」と言った瞬間、妻はブチ切れ店を爆破。
いくらマフィアの女房でも、ちょっとやり過ぎ?
しかしこれはリュック・ベッソン監督。
久々の監督作では、すっかり得意分野になったバイオレンスシーンはいつものように快調。
なのに、ユーモアが若干シュール過ぎて....。
母国フランスの独特な芸術ぶった映画は作らず、異国アメリカではハリウッドで映画ビジネスのノウハウを習得。
そしてそのノウハウがアメリカ映画を代表するマーティン・スコセッシ(製作総指揮)とロバート・デ・ニーロ(主演)を担ぎ出し、フランスに逆輸入したのだから。
まだまだ働くべきなリュック・ベッソン様....
ノー・カントリーの作家が書いた脚本と聞いただけで、期待感で電気が身体を駆け抜けます。
さらに追い討ち?をかけるのがリドリー・スコット監督ってこと。
オヤジ的に言うとスコットは時々、スットコな映画をも作りますが...
しかし....これがイイ。
全て。
まったく無駄なく陰惨なストーリーを語りきってみせる。
マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ハビエル・バルデム、ブラッド・ピット。
コレだけのスター選手が勢ぞろいの上に、その過去のスター・イメージを破壊する。
演出がゴージャスにしてリアル。
スコットは「悪の法則」で、新しい次元に突き抜けたのかも。
悲運の弁護士がすばらしく説得力があり、そして破壊力抜群なのが、バルデムをトラウマに追い込んだディアスの車上大胆姿態だ。
新しい女豹ポーズ?
ドラマの基本形は長い対話。
その台詞が意味する予想を超えた展開。
死ぬことの無造作。
不条理感の緊張。
脚本家と監督は半端ない。
躊躇なく、傑作誕生~。
さらに追い討ち?をかけるのがリドリー・スコット監督ってこと。
オヤジ的に言うとスコットは時々、スットコな映画をも作りますが...
しかし....これがイイ。
全て。
まったく無駄なく陰惨なストーリーを語りきってみせる。
マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ハビエル・バルデム、ブラッド・ピット。
コレだけのスター選手が勢ぞろいの上に、その過去のスター・イメージを破壊する。
演出がゴージャスにしてリアル。
スコットは「悪の法則」で、新しい次元に突き抜けたのかも。
悲運の弁護士がすばらしく説得力があり、そして破壊力抜群なのが、バルデムをトラウマに追い込んだディアスの車上大胆姿態だ。
新しい女豹ポーズ?
ドラマの基本形は長い対話。
その台詞が意味する予想を超えた展開。
死ぬことの無造作。
不条理感の緊張。
脚本家と監督は半端ない。
躊躇なく、傑作誕生~。