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おはようございます。スプラムの竹内幸次です。いい天気です。
今日は休日的な話題です。先週は17歳の少年が母親を殺すという悲惨な事件がありました。精神的なバランスを欠いていたようですが、本当に悲しい事件です。
報道によると修学旅行に行けなかったとか。そのことがその後の学校での会話についてゆけず、孤立化する原因になったのかもしれません。そして過激なアーチストからの影響と、書けば反応があるネットの世界へ…。
ネット内の掲示板、個人ブログ、チャット、そしてWeb2.0の次の波としての仮想社会。このようなネット上では基本的には匿名によるコミュニケーションです。顔も名前も住所も明かさずに交流する世界。彼も現実の世界では実現できない自分の居場所を見つけたのかもしれません。
「ネット」と比べると、「対面」には情報が沢山交流されます。顔や目線、声、話し方、着ている服、そして名前や職業や住所、ケータイ番号等。これらの情報を無意識のうちに評価して、人は相手を予想し、言葉を選び、意思を交流させます。逆にネット上でいくら交流しても、交流される情報は限定的です。
私は仕事柄、移動中にメール交換することが多いのです。電車内でメールを書くのです。ですから、会って話す時間がなかなかとれません。だから人と対面して話せる時が貴重に思えるのです。
人と対面して話せる環境にある時は、積極的に肉声で話をしたい。仕事でも近所でも家庭内でも。「仮想社会」というネット社会が益々台頭する今、我々の課題はネットと実社会とのバランスを取り、よりよい社会を築くことだと思います。
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