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おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。私も今日から外仕事です。
今日は神奈川県厚木市の中小企業のコンサルティング、午後は横浜市の中小企業で従業員向けに講演します。夜はWebやSEO系のセミナーの打ち合わせをします。
今日は2007年版中小企業白書についてです。2007年4月24日付けで中小企業庁のホームページに公開されました。
今年の白書を表すキーワードは「地域性」です。サブタイトルは「地域の強みを活かし変化に挑戦する中小企業」です。いいタイトルですよね。活動エリアが狭いことを「地域性が高い」と解釈して強みにするのです。
毎年、中小企業白書には経営のヒントが満載されているのですが、その中で1つ紹介します。
「市場において高価格帯で販売できている企業は、地域資源を認識している割合が高い」という分析です。
「業務に関連する地域資源が存在する」と答えた中小企業は、
・高価格帯で販売を行っている中小企業の72.5%
・それ以外の企業の57.8%
でした。やはり地域資源=ローカル=全国から見れば個性ですから、低価格の魅力をつける必要はないのですね。差別化は脱低価格になるのです。
自社にしかできない経営の仕方を行うこと。些細なことでもいいのです。これはすべての中小企業に必要なことです。
▲地域資源を活用することは脱低価格競争を実現するのにプラスになりそうです
2007年版中小企業白書(中小企業庁事業環境部調査室)
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/070424hakusyo.html
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