おはようございます。スプラムの竹内幸次です。
昨日は夕方、本格的な夏に備えてクールビズ用にYシャツを買いました。驚いたことに、横浜駅周辺の大型店は今日土曜日からのバーゲンの準備で大忙し。店内は倉庫のようで、接客する店員はいません。
以前からの慣習ですが、「バーゲン用の商品」というものがあり、通常の商品を売り場から引き上げて、「バーゲン用の商品」に総入れ替えするのは、消費者をがっかりさせますよね。
土曜日のバーゲンの準備のために、金曜日の夜の客に接客しないとは…。中小企業の経営者の皆さん、大企業のこのような対応からも、まだまだ顧客ニーズに対応する隙間はありそうですね。
バーゲンの時期に「バーゲン用の商品」を安く買いたいとはまったく思わない私からは、倉庫と陳列棚の間を蟻のように何度も行き来する店員がとてもこっけいでした。
「接客も商品」と考えて、納得して本物の商品を適正価格で買いたい顧客、結構増えていると思います。仕入政策と接客、プロモーションに力点を移せばバーゲンは不要だと思います。
一部の小売店ではありますが、バーゲンで集客できる、バーゲンで売り切ればいい等、バーゲンに甘えた経営、そろそろ終止符を打ちませんか。バーゲンで得る利益よりもバーゲンで失う利益の方が大きいと解釈する小売店もあるのですよ。
株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 中小企業診断士
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