知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『この広い宇宙で、おとめ座の NGC 5468 渦巻銀河の表面を捉えた』  『思うことは、太陽系内惑星に、植民地はつくれるか、その「投資対効果」は?』

2022-07-06 10:15:10 | 科学・数学・物理

『この広い宇宙で、おとめ座の NGC 5468 渦巻銀河の表面を捉えた』 

『思うことは、太陽系内惑星に、植民地はつくれるか、その「投資対効果」は?』

 

半世紀前には、宇宙の大きさ、約200億光年と言われていました。 それでも想像を絶する大きさです。 今では、可視宇宙は地球からあらゆる方向に約465億光年の範囲に存在するものです。 つまり可視宇宙は地球を中心とする直径約930億光年の球体をしているということです。 一方実際の宇宙は可視宇宙よりは大きいのではないか、という可能性しか示されていません。

 

おとめ座の NGC 5468 渦巻銀河

地球から約1億4,000万光年離れたおとめ座に位置する NGC 5468 は、地球の方向に向いており、望遠鏡で正面を捉えることができるため、観察と研究に理想的な銀河です。 この美しい写真はハップル宇宙望遠鏡で撮影されました。1785年に初めてこの銀河を発見した天文学者、ウィリアム・ハーシェル凄い方です。

ウエブ情報から引用

銀河の中には、その内部で多数の星が生まれることから、育星場と呼ばれるものがあります。一方、NGC 5468 はその反対の意味で知られています。 この渦巻銀河には寿命の近い星が多いと考えられているのです。 天文学者たちは、過去 20 年間だけでも 5回、この銀河での超新星の発生を観測しました。 超新星とは、星が最期を迎えたときに起きる大規模な爆発現象です。

 

『NGC 5468 渦巻銀河』を見て感じますが、人類の太陽系外の惑星への有人探査は、できないと思います。 『宇宙船地球号・奇跡の星・水の惑星が「人新世」時代へ』突入しましたが、この星が大変な時代に遭遇しています。 『足元の奇跡の星・水の惑星』を、昔の住みやすい地球にすることが最優先です。

 

先ずは『太陽系内と言え、未知の大海原へと広がり続ける人類の夢』について調べてみました。

 

15世紀、ポルトガルの西端、ロカ岬に立った航海者たちは、帆船を駆って西へ拡がる未知の大海原に乗り出し「大航海時代」が幕明けました。 20世紀、人類はロケットを武器に宇宙へ乗り出しました。 まずは地球周回から、月、金星/火星へ、そして外惑星へ。宇宙時代の訪れです。

そして21世紀を迎えた今、人類が初めて宇宙に到達してから50年余りの間に、技術的なポテンシャルは飛躍的に向上しました。 より遠くへ、より深いところへ太陽系探査ミッションのレベルも上がり、2005年に土星の衛星タイタンに探査機が到達した「カッシーニ」に続いて、現在も多くの探査機が太陽系の様々な天体に向かって飛行中です。 かつて航海者たちが未知の大海原へと船で旅立ったように、人類はより広大な宇宙を舞台とした、太陽系大航海時代へと突入しようとしています。

 

ただし、『困難さ』立ち向かうのは、足元の地球を固めてからではないでしょうか、その困難さ!について、ウエブ情報からの抜粋・引用です。

 

宇宙移民、または宇宙植民とは、地球外に恒久的で自給自足可能な人類の居住地(コロニー)を作成するため、または『テラフォーミング』を行う目的で移住する者達を指す。

『テラフォーミング』 ( 英: terraforming 、terraformation、文字通り「地球を形成する」の意)とは、 惑星や月などの天体の大気 、温度 、表面の地形や生態系を地球の環境に似せて意図的に変更し、地球型の生命体が居住できるようにする仮想的なプロセスのこと。 テラフォーミングの概念は、SFと実際の科学の両方から発展した。

解決すべき課題(これで、地球が奇跡の星であることが分かります)

  • 資源、 大気・鉱物
  • エネルギー、 太陽エネルギーを変換するための大規模な施設、電力はマイクロ波により地   球に
  • 輸送手段、 低軌道(LEO)で1kgあたり$5,000から$30,000に
  • 通信手段、 光の速さでも重大な遅延が発生するため音声による通話は非現実的
  • 生命維持、 ①人間が生きていくためには空気、水、食料、それに適当な温度が必要 ②地球では巨大で複雑な生物圏がこれを提供 ③コロニーでは、比較的小さく、閉鎖された系の中で全ての養分を壊さずにリサイクルが必要
  • 放射線対策、 生命を維持するためには、ほとんどの放射線を吸収できるぐらいにコロニーを覆う必要
  • 自己複製、  自己複製は必須項目ではないが、コロニーのはるかに急速な増加と、地球への依存とコストを取り払うことから、多くの人はそれが究極的な目標だと考えている。 そのようなコロニーの建設こそが、地球の最初の自己複製だという考えもある。 そこまでの中間的な目標として、地球からは情報(科学、工学、娯楽など)のみを期待するコロニーや、定期的に必要な軽い物品(ICや医療品、遺伝子資源、それにいくらかの道具類)の供給を受けるコロニーが考えられている。
  • 人口規模、  人類学者のジョン・H・ムーアは150180人の人口があれば、6080世代に相当する2000年間、普通に生殖が可能であるという見積もりを示した。

 宇宙移民、または宇宙植民も「投資対効果」を考えると、きわめて難しいようで、やはり『宇宙船地球号・奇跡の星・水の惑星が「人新世」時代へ』の中での地球規模で、住みやすい地球の維持改善の地道な対策をみんなで身近なとこらから進めたいものです。

(記事投稿日:2022/07/06、 #549)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする