『盆栽のこと 1(盆栽とは、一般的には、花盆などの器物に草木を栽植して樹姿を整えて、盆中に景色を表現するもの)』
『更に、剪定や針金掛け等を施して樹の成長を抑制して整え、盆型の鉢植えで栽培されたもので、海外にも愛好家が多い「BONSAI」』
『盆栽は樹木の歴史の「台風・大風に備え、縦に圧縮された熱帯の樹形に」落ち着いて、屋内や屋外の棚の上に』
『世界盆栽展でお逢いした南アの出品者兼大会セミナー講師の方の言「素晴らしい盆栽は真下から見上げ巨木に見えるもの」に納得』
地球は46億年前に誕生、そして生命は約40億年前に生まれ、わたしたちホモ・サピエンスの種が初めて現れたのは、およそ20万年前といわれていますが、最古の木はデボン紀中期に終わり、そして森林はそのすぐ後にあたる「デボン紀後期のはじめごろ」に出現したと考えられており、今から約3億8500万年前のこと。
その後、デボン紀の終末までの(わずか)2600万年の間に、この巨大な陸生生物の個体『樹木』は、世界各地の大陸へと進出していった。 その間に地球の環境に合わせて、現代まで順応棲息してきている。 しかし、昨今の地球気象の『「温暖化」の最中に「沸騰化」とまで言われ始め』、その樹木が、森林火災多発で悲鳴を上げています。
さらに、この歳、傘寿プラスになって、早とちり的ですが、解かったことは、樹形は人間の手が及ばず、自由にのびのびと成長できれば、『一般的には、温かい地方では、広く・低い「洋傘形」と、寒い地方では、鋭く・高い「円錐形」に大別』されるようです。
アメリカネムノキ(台風・大風に備えた樹形、「この木、何の木」のCMで有名)
ウエブ情報から引用(重心を低くして強風に耐える樹形)
モミノキ・針葉樹(雪の重さと寒さに耐え、太陽光を求め、円錐形に)
ウエブ情報から引用
庭木ではなく鉢植えの盆栽の樹形・形態は、次の通り多様です。 『箒立ち、直幹、模様木、斜幹、懸崖、半懸崖、文人木、吹き流し、双幹、株立ち、寄せ植え、石上、石附き、筏吹き(倒れた木は、上向きの枝を新たに伸ばすこと)、舎利(幹の皮が剥がれ落ち一部が枯れてしまうこと)』とウエブ情報にありました。 やはり素人には盆栽は『台風・大風に備えた、縦に圧縮した、熱帯の樹形』の安定した形に落ち着いたように見えました。
(記事投稿日:2023/12/06、#706)
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