原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

今度は 郷里高齢者施設長氏からの「(実母が)我が施設では手に負えない…」との切実な電話

2025年03月13日 | 医学・医療・介護
 少し前に 当該高齢者施設のケアマネジャー氏より私宛に電話があったことに関しては、既に当該エッセイ集内で公開済みだ。

 あれから、1週間以上が経過しただろうか?

 今度は、実母の施設の施設長氏直々の電話だった。

 施設長氏曰く、「お実母さんの認知症による施設内での容態(というより“態度”?)がここのところ急激に悪化していて、今後当該施設では手に負えない状況です…。 施設を変えるか、病院に入院との措置を採るべきかと考えています…)
 加えて施設長氏曰く、「施設内の別の入居者の皆さんにもその影響が及んでいて、例えばお実母さんの部屋の下の階の入居者さんが上の階の音がうるさくて迷惑だ、と訴えられています。」

 いやはや、驚いた!
 そんな事態にまでなっていたとは!!

 と言うのも昔からの我が実母の特質だが、相手によりまるで異なる態度をとる癖が元々ある人間だ。 この人にはこう接した方が得策だ、とか、こやつは気に入らないから痛めつけてやろう、等々虎視眈々と狙いを定めて、多様に行動を変えるのが得意な奴だ。😵 

 今回の施設長氏よりの電話で判明したのだが。
 どうやら我が家に電話を寄越す際には、次女の私に気遣って“良き母ぶり”を演じていたとの結論が出せそうだ。

 それにしても、もう既に手遅れと言うか。
 本日の実母施設長氏よりの電話にて判明したのは、実母は現在の施設を出て行かされる運命にあるとの事実だ。!!

 これは、次女の私としては実に痛い話なのだが…
 施設長氏が既にその判断をされているとのことは、今後の私の仕事とはそれに備えて次なる施設を選択して、実母をそこに転居させることであろう。

 とにかく今後の判断は、施設長氏に従うとして。
 何分東京暮らしが長い私故に、実母の郷里の転居先は施設長氏にお任せするしかないだろう。

 私の推測では、施設長氏の発言を分析するに 実母は既に皆で仲良く暮らすべく「高齢者施設」での暮らしは無理と判断する。

 となると、残りは精神病院となる訳だが。
  我が遠い記憶を辿ると、かの過疎県には「精神病院」自体が数える程しかないとの事実だ。 
 時代が変遷しても過疎県であることには変わりなく、おそらく実母が送られる精神病院は、限定されることであろう。
 
 加えて 実母の“凶暴性”を勘案すると、「個室」入居となるのだろうか??
 そうした場合の 今後の“室料”の程が、大いなる懸念点だ。
 定年まで公務員をしていた実母と言えども、現時点に於いての資産額は大したことは無いであろう。 (あっと、実父の死去後にその遺産を娘2人には何らの相談も無く“業突く張り”の実母が独り占めしたが故に、それもあるだろうが。)



 何だかんだと書いていても埒が明かないので、結論に入るが。
 
 とにもかくにも本日、実母入居の高齢者施設の施設長氏から電話が入った。
 どうしても 実母が当該施設では手に負えないから転居して欲しいとの趣旨の…

 まさに、“子不幸の親”とは我が母親を指すのであろう。
 あと少しの寿命を、当該施設で“穏やかに”過ごして欲しかった… というのが実の娘の正直な思いだ…

 実母が何を思い違いして、人生最終場面で高齢者施設内で無益な「反乱」を起こしまくっているのかは、娘の私にも計り知れないが。

 その愚かな行動が 自身の後短い余生にマイナスの影響を及ぼしている事実を、今思い起して反省して欲しいものだ!!


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