晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

酔芙蓉の力

2022-09-15 06:06:14 | 山野草鳥獣花
毎年9月を迎えるとそろそろかなと庭先を眺めます。
数日前から一輪一輪と見せてくれています。

昨日は病院の三ヵ月ごとの検診でした。
酔芙蓉に見送られ家を出たのが9時でした。

診察予約時間は11時なのだが、
その1時間前に採尿を行い、
診察科の前でひたすら待つというのが常だ。

だが昨日は何かスムーズに動いた。
10時40分には診察が終わり、
いつも待たされる精算でもあっという間に終わった。

薬は院外の薬局なので病院へ支払うのは470円です。
いつもここで30分は待たされた。
いくら患者が多いとはいえ、
ちょっとシステムを見直せば出来ることを、
やっとやったってことかな。

という訳で帰り道で簡単な買い物だったが二つの店に寄っても、
昼前に帰宅することができました。

3時ごろ見上げたらすっかり酔花していた。

とても同じ花とは思えない変化ですね。
ネットでメカニズムを調べてみました。

酔芙蓉の花が赤く染まるのは、
アントシアニンという色素の働きが影響しています。
アントシアニンは酔芙蓉に限らず、
植物の果実や花の赤い色をしたものに含まれる色素です。
アントシアニンは紫外線により合成が促進されます。
紫外線は植物にとっても有害で、
紫外線に当たると体の中に活性酸素が作られます。
活性酸素は生体にダメージを与えますが、
植物の持っている緑色の色素、
クロロフィルなどが抗酸化作用で、
そのダメージから体を守っています。
でも花には十分な葉緑素がないので、
葉緑素と同じように抗酸化作用のあるアントシアニンを合成して、
紫外線のダメージから体を守っているのです。

人間だけでなく植物や花にもこんな力があったなんて…
これって自己防衛力ですよね。
酔芙蓉の花が時間と共に赤く染まっていくのは、
自分の身体を守っているてこと。
同じ生き物として一日花なれど頑張っているんだなと、
連帯感を抱いちゃいました。

< メカニズム知り元気貰う酔芙蓉 >


コメント
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