「風が吹けば桶屋が儲かる」とは、
世の中の連関・循環をこれとばかりに言い当てた諺です。
ただ現代では台風という風が吹けば災いがが生まれ、
町内の土木担当は忙しく地区内を駆け巡ることになる。
区長から倒木の情報をもらい現地へ走る。
落葉にはまだ早い青い落ち葉が、
小枝とと一緒に路面を埋めている。
山道に近い県道だが現場では既に地区民の方が、
地上2.5mあたりまで切ってくれていたが、
道路中央付近で垂れ下がっている。
乗用車クラスなら問題ないが大型車が来れば触って危険だ。
ついでに周辺も見ると岩の壁面一部が崩れ、
もっと大きな岩が落ちかかっているでないか。
これこそ危険でこれから稲刈りで、
地区民が多く通るため対策要です。
更にキャンプ場方面の市道を見に行く。
こちらも山道なので落葉が凄い。
時折枯れて折れた木が落ちており、
片付けれるものは道端へ移動させる。
そして道中で発見したのが、
沢からの水を桝と暗渠で川へ流している所。
砂利で詰まって水が道に溢れ出ている。
ここはキャンプ場への進入路であるが、
東海自然歩道のルートでもある。
ハイカーが歩く道なので放っておくわけにいかない。
帰宅してから土木要望申請書を作る。
今回は県道と市道で区分けして2件となるが、
半年で早くも28件となった。
田舎の安心・安全・安泰を作るには際限がないように思える。
役所へ申請書をメールと電話してやっと作業終了です。
今日にも担当者が現地確認するとのことです。
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