夏をピークに市中を蔓延震撼させていた新型コロナの感染は、
九月に入りやや落ち着いてきた感です。
しかし専門家によれば冬季ほどウイルスは活発化し、
インフルエンザの流行とともに最大の警戒をするよう呼びかけられています。
そこで迷うのが多人数での飲食や旅行です。
春から仲間とのアルコールが入った飲食や長寿クラブの旅行などは、
全て中止となっています。
何せ感染すると重症化しやすいのが高齢者とあって、
最も注意せよと言われ交流会は何も出来なくなってしまった。
今年はクラス会の幹事で11月8日に開催すると日付だけは決まっています。
普通ならそろそろ開催の案内をするための準備に入るため、
昨日はとりあえずもう一人の男性幹事S君と会って、
情勢分析と前後策を練った。
還暦に近づいた平成21年に再開してから毎年旧交を温めてきた会です。
古希も過ぎ残された人生が少なくなってきているからこそ、
毎年みんなで元気な顔を見せ合うことを楽しみにしています。
しかしこのコロナは手ごわい。
ワクチンすら開発されていないのに20人余が集まるのは、
躊躇せざるを得ません。
今年は中止して来年に希望を託すことにして、
その旨を今月中にハガキで案内することにしました。
この他にも地元の旅仲間で10月に計画していた旅行も中止することに。
これでは行きたくても行けない高齢者は、
国が進めるGoToトラベルの恩恵を受けられずに、
3月には終わってしまうのも変な話です。
元々コロナ禍が収束してから実施すると言っていたのに、
不公平で中途半端な施策はどう考えても腹に落ちない。
総裁選が行われているがこういった具体的な課題が議論されないのでは、
国民は白けてしまっていることを政治家は知って欲しい。
< 余命と和合わせ出来ぬコロナ禍 >