誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

向坂山~白岩岩峰~水呑み頭(白岩山)

2009-09-16 18:07:35 | 山歩き
  『山好クラブ』山行き・・・・2009/09/13(Sun)
同行者:yamask・kura・toki・michi・yamahiro

久しぶりに、クラブの山歩きに参加させていただいた。
五ヶ瀬町のお花畑と言われる『白岩山』へ、5名で出かける。

ごぼう畑登山口に車を停めて、林道を歩いてスキー場に向かう
途中の五ヶ瀬川源流に目を細めて、キレンゲショウマの保護地を眺める
シーズンオフで人影のないスキー場に着いたのが、日も高くなった10時を回っていた
切り株山と言われる『延岡の行縢山』を眺めていただきたかったが、白きガスの中だった

ゲレンデの脇を通って、九州の尾根脊梁の一角である向坂山(1685m)に登る
お隣の白岩山に訪れる人々は多いが、向坂山の山頂に来る人は極端に少なくは淋しい限りだ
記念撮影だけ済ませると、我先にと木の延々と続く階段を白岩山に向かって下りる。
杉ヶ越し=駄賃付け(霧立ち越し)の出発に来ると賑やかになる

 鹿の食害防止ネットの柵を潜ると、起床植物の宝庫、白岩岩峰(1620m)である
2,3つしか名前が判らなかったが、色とりどりの花が咲いていた
目を細め、マクロモードで撮影タイム♪
次々に登ってくる山好き?花好き?さん達に押し出されるように岩峰を下る
そこには、本日のお目当ての『タンナトリカブト』と『麗人草』が咲いていた
この花たちを見ると、秋がやってくることを感じる



 岩峰の花畑を過ぎると、水呑み頭に向かう
水呑み頭まで約7分ほどか、左に上る分岐があり立派な案内板がある
先頭が登りかけたが、水場も見てみましょうと水場へ・・・
なんと!水場は名前だけで、ポタリの滴もなくお湿りだけだった
先日は、鹿児島の高隈山系の『御岳』の水場が涸れていたと聞いて、なおびっくり!
*どこの山でも、水場に全てを託すととんでもない事になる

 水場から水呑み頭へは、250mほど登っていくとポッカリ空間が現れて
水呑み頭(地籍では白岩山)1646mに到着する
山頂には、三等三角点があり、遠くに『市房山』『津野岳(江代山)』が望めた
山頂から石楠花群落を経て、『木浦山』へと登山道は延びている
時間は11:45、木陰を選んで昼食タイム♪
女性3人が同行となると、色んなご馳走が行き交い、一際食事が楽しくなった。

下山は、往路をゆっくりと木々を眺めながら、杉ヶ越~ごぼう畑登山口に降りた。
ゆったり花観賞、4時間弱の山歩きを愉しんだ
コメント (2)
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彼岸花

2009-09-16 04:56:40 | 花たち
  
              

 今、田圃の畦道や、田舎の道端を彩っているのは彼岸花じゃないでしょうか
 
 長いオシベに、朝露を湛えた時の彼岸花が一番好きな時だ

 彼岸花は、『葉知らず! 花知らず! 実知らず!』とも言いますね。
 普通は、葉が出て花芽が伸びて、花が咲き結実します
 しかし、彼岸花は、初秋に花が咲き、花が完全に終わったと結実して、
 茎が枯れて地上から、姿を消した後で葉が出て、またこの葉が地表から
 無くなっては花芽が出てきます。

 花自身が、自分の3ッつの姿を見ることがない事から『幽霊花』とも言うそうです。
 
 これは、yamahiroの田舎の、花好きのおばあちゃんに聞いた話です。
 あなたは、この話を信じる?
    
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