誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、大船山山開き-Ver-1

2012-06-08 19:42:19 | 山歩き

2012/06/03(日)・・・・・メチャ寒い曇りのち晴れ+山頂ガス
コース:有氏~ガラン台分岐~入山公廟分岐~鳥居窪~見晴台~天狗の踏み切り~大船山頂~
     段原~北大船山~米窪周回~風穴~今水分岐~コンクリ道へ^有氏周回


久住の山開きは、ごった返すから”いやだぁ~”といつも避けていた。
今年は、3顧の願いを断りきれずに、案内する事になった。

 最初予定の”岳麓寺”登山口は、あのコンクリート道が嫌で、有氏登山口へ向かった。
有氏登山口は数年前までは、ガラン谷近くまで車で行けたが、2年前からゲートが復活 (--;)
ゲートの近くには駐車スペースがないので、2年前に比べ30分ほど長く歩かなければならない

 コンクリート道を下のゲートに向かって行くと、ゲート手前の回転場に3台の車が停まっていた。
いるんだよなぁ~ 自分勝手な困った輩が・・・と、1台の車が苦労しながらバックで下って行った
いけませんよ! 回転場に車を止めちゃ! あなたが逆だったらどうする?

 話は山へ
 いやなコンクリート道、途中で5人組を追い越し、道脇のおいしい黄イチゴを啄ばみ
ノリウツギやサラサドウダン、色んな可愛い草花達を愛でながらゆっくり登っていく
      
            

歩き始めて30分、平坦地に出て真正面に大船山が見えてきました(気持ちで見えた!)
 コンクリート堂の脇に登山口の標識があり、林の中へ入り10分弱で岳麓寺と合流
真っ直ぐに登って行く、途中、板切りコースと合流すると入山公廟分岐となる。
          
入山公廟には立ち寄らず鳥居窪へと急ぐ、鳥居窪には、山ガールさん2名と
喫煙中の若い男性2名がいた、山ガールさんは我々の到着と同時に歩き出した。
我々も足を止めただけで直ぐに出発すると、山ガールさんに追いつき追い越す

 夜半に降った雨をたっぷり吸った黒土の登山道は、滑りやすく踏ん張りが利かない
露岩や木の根の助けを借りながら、ミヤマキリシマの咲く見晴台へと登る。
虫の被害で、数年前までの群落じゃないが、疲れた身体を癒すには十分です。

 花に元気を貰い、どらえもんのザックから甘いおやつ・花からは癒しの元気を貰う。
さあ~ここから、30分強?を頑張れば、久住の全貌を見渡す大船山の頂に着く、
我々よりそんなに多くは登っていないはずだが、ますますひどくなってくる登山道
泥濘に踏み下ろすのを躊躇うも、足を上げては進めず、べチャッと泥濘へ

『天狗の踏み切り?』と言う展望岩に到着するが、見えるはずの祖母山は雲隠れ
きっと、おばあちゃん山はお疲れで、真っ白い真綿の布団でお休みだったんだろう

 大船山の山頂が近くになるに従い、登山道に迫り出すミヤマキリシマで狭くなってくる。
小枝が服やザックを掴んで、一緒に遊ぼうとするが、振りきり振り切り山頂へ突き進む
小木の林を抜けて山頂直下に到着、山頂に人影が見えるもガスで性別すら不明だった。
       
 微かな期待も無理か?
冷たいく強い風が吹き付けるも、ガスは晴れそうにない、お天道様も姿を見せず
冷たい風に堪らずヤッケを着込むも、汗に濡れたTシャツが冷たく体が震えた。
     
          
 次から次に登山者が押し寄せてきて、狭~い大船山の山頂は立錐の余地なし
山開き神事~記念のペナント配布まで、まだ1時間以上もあるのかぁぁぁぁぁ~
その時だった、山に似合わない機械的な声で、生憎の天気なので神事を繰り上げます
おっ、やったぁ~、後から登ってくる登山者の気持ちなど、忘れて喜んじゃいました。
     
 神主さんの祝詞の後、各方面のご挨拶(殆どが代理者!、何たる事だ)で一通り終了
記念のペナント配布、狭く足場が悪いとあって、お座りして受け取る珍事となる。
折角だからと貰った”ペナント”、この先の行き場はどうなるのかなぁ~?
         
            

この後、段原へ下り北大船山、米窪~風穴で下山する・・・・・Ver-2へ
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