2013年ー雪山シーズン突入♪
2013/10/30(土)・・・・・雲海&風&澄み切った青空
コース:赤川登山口~扇ヶ鼻~(肥前ヶ城)~西千里ヶ浜~久住山~空池・御池~神名水~赤川を周回
久しぶりに久住の山歩きに出かけた。
週初めの天気予報は、”雪ダルマ”が並んでいたが、週末は快晴マークで霧氷は諦める。
ところが、竹田の町を過ぎるとうっすらと冠雪した久住山が目に飛び込んできた。
三股山は雲を被っているが、久住山から大船山は青空だ~♪
一気にテンションが上がり、アクセル踏む足にも自然と力が入り、8:15赤川の登山口に着く
防寒対策を整え、ただアイゼンを持っていない事が気になったが、先ずは扇ヶ鼻へと足を向けた。
登山口に踏み込んだ瞬間から、足元には雪、残念ながら先を歩く人の足跡を踏む
扇ヶ鼻/久住分岐を過ぎ、目の前を行く1人の登山者に追いつき、しばらく一緒に登る。
15分ほどで分かれると、一点の汚れのない新雪の登山道を、雪の鳴き声を聞きながら登る。
ミズナラやクヌギの自然林からアセビの林を抜けると、扇ヶ鼻を見上げる草原帯へと変わる。
この辺りに来ると、風がやや強まり、登山道脇の木々に霧氷が現われ始め行く足を止める。
2、3歩歩いてはパチリ、2、3歩歩いてはパチリで、一行に進まなくなって来た。
扇ヶ鼻は雲の中だし、周回を取りやめてピストンでも良いや!初雪の山歩きをエンジョイしよう~♪


草原帯を過ぎると一気に傾斜が増し、狭い凸凹の登山道に積った新雪が容赦なく足元を掬う
両手と両足の四駆で登って行くと、霧氷を纏ったノリウツギが絶景のトンネルで迎えてくれた。

ノリウツギの林を抜けると、扇ヶ鼻直下の草原帯となるが、四方雲に包まれて、全く視界がない
保護策ロープに添って歩くと、牧の戸ルートに出会い、何にも見えないが、左の扇ヶ鼻の山頂へ
吹曝しの山頂!山名標柱に出来た”海老の尻尾”は、優に10cmを超え、まだ成長途上の様子だった
風が冷たい!指先が痛い!、久住山は愚か、肥前ヶ城も見えない!
登頂の証拠写真を撮影する、風下の岩陰に逃げ込むも、立ち止まること無く逃げるかの様に扇ヶ鼻を下る
扇ヶ鼻から牧の戸~久住ルートに出会うと、あちこちに登山者の姿が見え始め、流石に久住と唸らせる。
先の扇ヶ鼻と左に見えるはずの星生山は、相変わらず雲に姿を隠すが、北東の久住山の上空は青空
星生山の分岐をすぎ、右手に肥前ヶ城の登山道を探すと、小さなケルンがあり微かながらの登山道が・・・
もちろん、花の時期でも訪れる人は滅多にいない肥前ヶ城に、この時期に足跡などあるはずもなし、
数歩足を踏み込んだものの、雪を載せた小木のブッシュは、頭から雪まみれは火を見るが如しで断念
泥濘始めた西千里ヶ浜から久住別れへ向うと、多くの登山者がアイゼンを装着で一抹の不安がよぎる。
まあ~危険を感じたら引き返す事にして前を向くと、気持ちを後押しするかのように星生山を包む雲が流れ
まるで、ガンバレよ~久住が素晴しい展望で迎えてくれるよ~と後押ししているようだった。
11:30-何時になく静かな久住別れの避難小屋に到着、やや冷たさを感じる風に小屋で食事も考えたが、
青空に浮かぶ久住山を見上げると、やはりチョイ我慢で最高の食事にと気持ちが固まる。
久住別れから”月の砂漠”を見下ろす、向うの山は三股山
先を行く登山者が踏んで固くなった雪に苦戦すること25分、ようやく久住山の頂に到着した。

久住の山頂、扇ヶ鼻や肥前ヶ城一帯は雲の海、天狗ヶ城・中岳・・・・稲星山は真っ青な青空に陽を浴びている。
明暗真っ二つ、風景も山に頂ならではと、自己満足の境地に浸り、記念にナイスのショットを1枚
風を避けるために岩陰に潜み、お馴染のラーメンおにぎりで食事、う~ん、山は良いよねぇ~♪
食事を終えると、紳名水には向かわず、一旦”空池に戻って、御池の氷結確認へと向かう事にした。
登りではやや苦戦した登山者に踏み固められた雪だったが、以外や以外、下りはトントンと下って空池の淵に
空池から天狗ヶ城への急登を見ながらガレを歩き、天狗ヶ城分岐から右に緩やかに登って御池へ
ワ~ォ♪ 湖面全体が完全氷結だぁ~


期待通りに?こけちゃいましたね~
恐る恐る氷に足を乗せてみる、湖面には無数のヒビが走っていて、中央へ行くにはやや躊躇われる。
周囲からの『大丈夫!』の声援にも、『アイゼンを履いていないんですよ~』と立派な言い訳で尻ごみだった。
湖面の漣の凹凸を伝って対岸まで渡り、次回は”アザラシショウ?トドショウ?”の公演を約束して御池と別れる。
御池から避難小屋に登り、小屋の脇から白口岳と大船山を見ながら、神名水分岐へとトラバースして下る。
ここの下りでも既に、雪解けで登山道がグチャグチャになっていて、1歩歩くとピチャパチャと水音がたった。
『懇々と清水川出だす神名水』と思っていたのだが、ここの水場は涸れちゃうんですね・・・知らなかった(--;)
涸れた紳名水
さあ~紳名水からの下り、相棒さんには一切黙っていたのだが、草原まではどんな地獄が待っている事やら
赤川からの3ルート、紳名水~赤川(又は南登山口)のみが相棒さんの未踏で、今回設定したのだったが
分岐から30mほどは傾斜も緩くガレ土で軽快に歩いたが、黒土に変わった途端から嬌声と悲鳴が耐えなかった
黒土が向きだしの部分は滑るのが手に取れるが、足跡のない雪が曲者で、雪の下は、タ~ップリの雪解け水
スパッツは見るも無残に黒土まみれ、良くぞ尻餅を着かなかったもんだと感心?したものだった

草原から久住を振り返って
尻餅は着かなかったが、神経衰弱は激しくて、雪の消えた七曲がりのミズナラ林の下りはスローダウン

登山道脇には、観音像が安置されている。
小川の渡渉点から鹿猪狼寺(いからじ)跡からのアップダウンは、ややバテ気味らしく問う声に途切れ気味に

この小さな沢に来ると残り僅かdrす。
鹿猪狼寺跡はの祠と礎だけが残っている。
*鹿と猪は巻狩りの対象だが、狼はいなかったから、猟犬の狼犬らしい
15:00、登山口を出発して6時間30分(休憩含み)、赤川へと続く舗装林道に出て、ホッとしたようだった。
舗装道を10分弱歩くとゲートがあり、赤川温泉の駐車場でもある赤川登山口に戻った。

2013年の初雪山、午前中は”餌切れ”、午後は”神経衰弱”で、お疲れ登山でしたね。
雪山シーズン!早速、スタッドレスタイヤを装着しアイゼンをザックに入れましたよ~
2013/10/30(土)・・・・・雲海&風&澄み切った青空
コース:赤川登山口~扇ヶ鼻~(肥前ヶ城)~西千里ヶ浜~久住山~空池・御池~神名水~赤川を周回
久しぶりに久住の山歩きに出かけた。
週初めの天気予報は、”雪ダルマ”が並んでいたが、週末は快晴マークで霧氷は諦める。
ところが、竹田の町を過ぎるとうっすらと冠雪した久住山が目に飛び込んできた。

三股山は雲を被っているが、久住山から大船山は青空だ~♪
一気にテンションが上がり、アクセル踏む足にも自然と力が入り、8:15赤川の登山口に着く
防寒対策を整え、ただアイゼンを持っていない事が気になったが、先ずは扇ヶ鼻へと足を向けた。
登山口に踏み込んだ瞬間から、足元には雪、残念ながら先を歩く人の足跡を踏む

扇ヶ鼻/久住分岐を過ぎ、目の前を行く1人の登山者に追いつき、しばらく一緒に登る。
15分ほどで分かれると、一点の汚れのない新雪の登山道を、雪の鳴き声を聞きながら登る。

ミズナラやクヌギの自然林からアセビの林を抜けると、扇ヶ鼻を見上げる草原帯へと変わる。
この辺りに来ると、風がやや強まり、登山道脇の木々に霧氷が現われ始め行く足を止める。
2、3歩歩いてはパチリ、2、3歩歩いてはパチリで、一行に進まなくなって来た。
扇ヶ鼻は雲の中だし、周回を取りやめてピストンでも良いや!初雪の山歩きをエンジョイしよう~♪



草原帯を過ぎると一気に傾斜が増し、狭い凸凹の登山道に積った新雪が容赦なく足元を掬う
両手と両足の四駆で登って行くと、霧氷を纏ったノリウツギが絶景のトンネルで迎えてくれた。


ノリウツギの林を抜けると、扇ヶ鼻直下の草原帯となるが、四方雲に包まれて、全く視界がない
保護策ロープに添って歩くと、牧の戸ルートに出会い、何にも見えないが、左の扇ヶ鼻の山頂へ

吹曝しの山頂!山名標柱に出来た”海老の尻尾”は、優に10cmを超え、まだ成長途上の様子だった
風が冷たい!指先が痛い!、久住山は愚か、肥前ヶ城も見えない!
登頂の証拠写真を撮影する、風下の岩陰に逃げ込むも、立ち止まること無く逃げるかの様に扇ヶ鼻を下る
扇ヶ鼻から牧の戸~久住ルートに出会うと、あちこちに登山者の姿が見え始め、流石に久住と唸らせる。
先の扇ヶ鼻と左に見えるはずの星生山は、相変わらず雲に姿を隠すが、北東の久住山の上空は青空

星生山の分岐をすぎ、右手に肥前ヶ城の登山道を探すと、小さなケルンがあり微かながらの登山道が・・・
もちろん、花の時期でも訪れる人は滅多にいない肥前ヶ城に、この時期に足跡などあるはずもなし、
数歩足を踏み込んだものの、雪を載せた小木のブッシュは、頭から雪まみれは火を見るが如しで断念
泥濘始めた西千里ヶ浜から久住別れへ向うと、多くの登山者がアイゼンを装着で一抹の不安がよぎる。
まあ~危険を感じたら引き返す事にして前を向くと、気持ちを後押しするかのように星生山を包む雲が流れ
まるで、ガンバレよ~久住が素晴しい展望で迎えてくれるよ~と後押ししているようだった。

11:30-何時になく静かな久住別れの避難小屋に到着、やや冷たさを感じる風に小屋で食事も考えたが、
青空に浮かぶ久住山を見上げると、やはりチョイ我慢で最高の食事にと気持ちが固まる。

久住別れから”月の砂漠”を見下ろす、向うの山は三股山
先を行く登山者が踏んで固くなった雪に苦戦すること25分、ようやく久住山の頂に到着した。


久住の山頂、扇ヶ鼻や肥前ヶ城一帯は雲の海、天狗ヶ城・中岳・・・・稲星山は真っ青な青空に陽を浴びている。
明暗真っ二つ、風景も山に頂ならではと、自己満足の境地に浸り、記念にナイスのショットを1枚
風を避けるために岩陰に潜み、お馴染のラーメンおにぎりで食事、う~ん、山は良いよねぇ~♪
食事を終えると、紳名水には向かわず、一旦”空池に戻って、御池の氷結確認へと向かう事にした。
登りではやや苦戦した登山者に踏み固められた雪だったが、以外や以外、下りはトントンと下って空池の淵に
空池から天狗ヶ城への急登を見ながらガレを歩き、天狗ヶ城分岐から右に緩やかに登って御池へ

ワ~ォ♪ 湖面全体が完全氷結だぁ~


期待通りに?こけちゃいましたね~
恐る恐る氷に足を乗せてみる、湖面には無数のヒビが走っていて、中央へ行くにはやや躊躇われる。
周囲からの『大丈夫!』の声援にも、『アイゼンを履いていないんですよ~』と立派な言い訳で尻ごみだった。
湖面の漣の凹凸を伝って対岸まで渡り、次回は”アザラシショウ?トドショウ?”の公演を約束して御池と別れる。
御池から避難小屋に登り、小屋の脇から白口岳と大船山を見ながら、神名水分岐へとトラバースして下る。
ここの下りでも既に、雪解けで登山道がグチャグチャになっていて、1歩歩くとピチャパチャと水音がたった。
『懇々と清水川出だす神名水』と思っていたのだが、ここの水場は涸れちゃうんですね・・・知らなかった(--;)

涸れた紳名水
さあ~紳名水からの下り、相棒さんには一切黙っていたのだが、草原まではどんな地獄が待っている事やら
赤川からの3ルート、紳名水~赤川(又は南登山口)のみが相棒さんの未踏で、今回設定したのだったが
分岐から30mほどは傾斜も緩くガレ土で軽快に歩いたが、黒土に変わった途端から嬌声と悲鳴が耐えなかった
黒土が向きだしの部分は滑るのが手に取れるが、足跡のない雪が曲者で、雪の下は、タ~ップリの雪解け水
スパッツは見るも無残に黒土まみれ、良くぞ尻餅を着かなかったもんだと感心?したものだった

草原から久住を振り返って
尻餅は着かなかったが、神経衰弱は激しくて、雪の消えた七曲がりのミズナラ林の下りはスローダウン


登山道脇には、観音像が安置されている。
小川の渡渉点から鹿猪狼寺(いからじ)跡からのアップダウンは、ややバテ気味らしく問う声に途切れ気味に

この小さな沢に来ると残り僅かdrす。

鹿猪狼寺跡はの祠と礎だけが残っている。
*鹿と猪は巻狩りの対象だが、狼はいなかったから、猟犬の狼犬らしい
15:00、登山口を出発して6時間30分(休憩含み)、赤川へと続く舗装林道に出て、ホッとしたようだった。

舗装道を10分弱歩くとゲートがあり、赤川温泉の駐車場でもある赤川登山口に戻った。

2013年の初雪山、午前中は”餌切れ”、午後は”神経衰弱”で、お疲れ登山でしたね。
雪山シーズン!早速、スタッドレスタイヤを装着しアイゼンをザックに入れましたよ~