誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

お久の行縢山

2014-07-07 19:37:56 | 山歩き
  深夜から早朝、ワールドカップに夢中になって山歩きの時間不足
 それではと、延岡市の名峰”行縢山”へと足を向けた。
 お目当ては、行縢山雄岳の山頂に咲く『+ヤブカンゾウ』の花愛で♪
      
      毎度おなじみ、行縢山の遠景、滝の白い流れが見える。
  今回は、手抜き登山で第2駐車場から登り始めた。
 5分も歩くと、最初の渡渉、右へ道なき道を登れば雌岳崖下直登コース(初心者危険!)
      
      立派な?橋が架かっています。
  川を渡るとジグザグの登りとなり、少しづつ傾斜が増してくる。
 登山口から15分?滝見橋に到着、右は雌岳の岩峰・左には行縢の名瀑が見える。
      
      この日は水量が多そうです、下山時によってみようかな~
  滝見橋からが行縢山の最初の難所、山の神までず~っと登り続けます。
 水補とエネルギーを補給して、ゆっくり登って行きましょう。
 第2駐車場から25分で滝の入り口に着きますが、先ずは山頂を目指します。
 フウウウ~林の中の登山道、湿度が高く無風なのでまるで蒸し風呂状態です。
 額から汗が滴り落ちてくるが、山の神までは歩きを止めずに登り続けます。
      
      滝の入り口の案内板
  登山口から40分、山の神の峠に到着
 峠を吹き抜ける風を期待していたが、山の神の御機嫌が悪いのか?全く無風
       
      山の神(気温21度)
  涼風は諦めて、本格的な流れの渡渉点で涼むことにします。
 山の神から県民の森分岐を右に見ながら、杉林を300m下ると川に着きます。
    
  オットト~     ビビっちゃった~    最後は鎖に助けられて、無事に渡りました。
  川で少し涼んで元気を取り戻したら、山頂まで40分登りっぱなしになります。
 登山道脇に全く花の姿は見られず、yamahiroには無縁のキノコばかりが目に付く
 この日の行縢山の山歩き設定は、ミスマッチだったと悔いる・・・・・
 杉林中を坦々と歩き、最後の水場を越えると、山頂まで残り15分ほどになる。
  
  汗を拭き拭き山頂を目指すと、次第に涼しい風が肌に流れてくる。
 雄岳と北岳の鞍部が見えてきた、峠を吹き抜ける風がスーと疲れを吹き飛ばしてくれる。
      
      風の通り道の鞍部(気温19度)
  鞍部から左に駆け上がって行くと、岩峰鋭い行縢山雄岳831mに到着する。(登山口からジャスト90分)
 雨上がりで展望は期待していなかったが、意外や意外に日向灘まで見えていた。
      
      やっぱ、山頂はサイコ~♪
        
      手前は雌岳のピーク・奥は可愛嶽のピーク
  ん?お目当ての”ヤブカンゾウ”が見当たらないよ
 ゲッ! ヤブカンゾウは根元から、鋭利な刃物で駆られていたよ
 以前、ササユリの蕾を摘む人がいたが、ヤブカンゾウも刈れたたのかなぁ~
 仕方なく山頂から南面崖下へ少し下って、ヤブカンゾウの鑑賞となった。
      
      
      ハマカンゾウと違って、花びらに襞があります。
  花鑑賞を済ませ、インスタント麺を啜っていると女性の単独登山者が登ってこられた。
 そういえば、珍しくだ^れもいない山頂だった初めて気が付くも、やがて団体さん到着でザワ付き始める。
 うるさい山にオサラバすることにして、下山を開始
 
  下山は早いものでトントンと下って、山頂から40分で名瀑と呼ばれる行縢の滝に到着
       
 花崗岩の岩を滑り落ちる水が空気を巻き込んで、白滝の様な美しい滝となっている。
 『マイナスイオンをたっぷり浴びました♪』と言いたいが、実際は水飛沫ですぐにびしょ濡れです。
 滝に癒されたら再び本道に戻って、スタート地点の第2駐車場に戻った。

 
コメント (2)
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