誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

冠岳ー美郷町

2014-07-18 20:16:47 | 山歩き
  チョイの間にひと登りと安易に考えたが、夏の冠岳は辛かった。
 10:00までには下山しなくちゃ^~と、出かけたが歩き出すと足が重たくて・・・
        
  冠岳東登山口(冠北岳直登)を8:20スタートする。
        
 いきなり急登だが、5分足らずで支尾根に着きホッとするも束の間でまたもや急登
 露岩を越え、連続のロープ場を踏ん張って、尾根から尾根へと高度をあげて行く
       
       束の間の安堵
  登山口から13分、3ッ目の尾根2合目に着くが、シャツもズボンもびっしょり 
  足を止めることなく歩くが、後頭部を直射日光が射しはじめる。
 暑いよ~と足を止めるが、照りつける日差しが暑いだけ(まだ8:35なのに~)
       
  右手が一気に開けてきました。
 恐る恐る寄ると、足元は垂直に切れ立った、冠岳北峰の北壁である。
 眼下には耳川の蛇行を見る事が出来るが、以前ほど綺麗ではありません。
               
  たか冠岳と侮った見返りか?登山口から50分を擁してようやく北岳の頂に着く
 腰を下ろして一息入れたかったが、南岳~日の丸展望所を巡るには制限時間の限界        
  北岳山頂から峠の十字路へは下らず、最近出来たルートのツツジ丘~日の丸展望所へ
 尾根をトラバース君に渡って小さな谷に出ると、水場にベンチが造ってあった。
         
        飲むには勇気が必要だ
  親切なベンチと水場から、日の丸展望所へと登り返すが、マムシ君が居そうな雰囲気
 逃げるようによじ登って、一気に日の丸展望所へ速足である。
 
  9:25-日の丸展望所に到着、バテ気味のyamahiroを嘲笑う様に日の丸は風にはためいていた。
 その気持ちよさそうな風をちょっとで良いから分けてくださいなぁ~~~
        
       建国記念日に更新される日の丸
        
       東郷町の町と耳川
  10:00に下山予定だが、縦走路に登って南岳を経由して・・・ゲッ時間が足りな~い
 ファイトー一発!と言ったか言わないか覚えていないが、とにかく駈け出して縦走路へ
 いつもなら縦走路を右に神の山から宮ヶ原と辿るが、この日は最短として左の南岳へ
       
  南岳に到着して時計に目をやると、9:40になろうとしている。
 日の丸展望所から15分も使っているウウウウ、開き直ってセルフタイマーで自分撮り
       
       ひっそり展望なしの冠岳南岳
  さぁ~残り時間は20分しかないが、登山口までは諦めずに下る。
 足場の安定した場所は走るように下るも、露岩やザレ場は安全第一でソロ~リ
 杉林の下りで日差しはないものも、高度が下がるにつれて感じる温度が高い
       
  小川の流れに出会うと、思わず立ち止まって顔を洗い頭に水を掛ける。
 フウ~谷川の冷たい水で元気を回復、時計を見ることなく只管下って正面登山口
 時計を覗くと、ジャスト10:00だが、まだ東登山口までは、暫く舗装道路を歩き
 途中から再び林の中へ入り最短コースを辿って、8分と書かれてあった。
       
       
  けもの道同然の山道を必死に走って(他人から見たら歩いて見えたか?)東登山口へ
 10:03に愛車の待つ登山口に着き、車の陰でスッポンポンになって着替える。
 車に乗り込み、エアコンガンガンで、細島港へと向かった。

  山歩きは、余裕を持って、自然を楽しみましょうねと、反省の山歩きだった。
 
 
 
コメント
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