誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

中山仙境・高城

2014-11-28 20:43:11 | 山歩き
    国東の岩稜歩き-Ver-2

  相棒さんのリクエストに応えて、中山仙境歩きとなった。
 トイレ・ベンチのある夷耶馬の駐車場から県道を10分ほど歩いて登山口
       
       県道から奇岩&怪岩の中山仙境
       
       前田登山口
  良く整備された疑木の階段を登って行くと、弘法大使の御堂が建っている。
 千寿の谷やナイフリッジエッジの怖い岩稜歩きの無事をお願いすることにした。
  前田の登山口から暫くは木立の中で麓から見た岩稜にほど遠い。
 木漏れ日を浴びながらいくつかのアップダウンの後最初の鹿の背が現れる。
       
       ほんの小手調べの鹿の背
  夷耶馬の直登コースと合流すると鎖場の登場する傾斜の激しいコースに変わる。
       
       いよいよ傾斜の激しいアップダウン
       
       面白い木の根の穴潜り
  目の前を塞ぐ岩場を登りつめると、中山仙境の見どころ無名橋が現れる。
 橋の上に立つと、左側はスパッと切れ立った深い谷となっている。
 足元の案内板には、先の地震で脆くなっているので通行しないでくださいと・・・
       
       無明橋
       
       恐々と1歩2歩と前に
  無名橋のスリルを味わった後は、高城への岩稜登りと連続するナイフエッジだ。
 左右の深い谷を見ながら鎖を握って、中山仙境に最高点の田果樹へ向かう。
       
       鎖が手助けしてくれます。
       
       高城(夷耶馬)に立ちました。
       
       ハジカミ山 
       
       こんなところに”エネゴリ君?”
  やっとよじ登った高城だが、下りもただでは降ろしてくれない。
 鎖を握リ締めてそろ^りそろりと下ると、今度は目がくらむナイフエッジ
       
       ナイフエッジです。
       
       まだまだ屏風岩みたいな岩稜が待っています。
  何度かアドレナリンを吹きだしながら、恐怖のナイフリッジを超える。
 しかし、まだまだ難所の連続で、ちょっと気を抜くと奈落に底が待っている。
       
       簡単そうに見えるが、鎖の反対は谷底が見えません
  フウ~やっと、隠し洞窟に着き、ホットと一息入れる。
       
       隠し洞
  隠し洞を過ぎると今までと打って変わって、杉や檜の人工林となる。
 ん?一塊だが、木肌が美しい一際背の高い木が現れた。
 幹は檜と見間違いそうだが、葉の形が針葉樹じゃなく広葉樹である。
 そうです、明日はなろう!明日は(檜に)なろう!と言う”翌檜”です。
       
       巨木と言ってもいい翌檜
  翌檜の巨木を見たら、一気に谷を下って防虫の登山口に降りる。
       
       無事に下山しました。
  中山仙境、色々のバリエーションが愉しめました。
 なんと言っても、高城への登りから隠し洞まではスリルの連続です。
 岩場が苦手な人は、数か所のナイフエッジで尻込みするのではないでしょうか?
 雨の日や風が強い日は、中山仙境歩きは避けた方が賢明でしょう。
 
コメント
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