珍しいトマトの種を自家採種してみます。
この春にカミさんの母から戴いたトマトの苗、1鉢が¥300~¥500と高価な珍しい品種
高価な品種の割りには、意外と育て方も房成りで実付きが多いミニトマトの様です。
一押しは、トマトベリーで、イチゴの形で皮が薄く果肉は弾力に富んでいて食感が良いミニトマトです。 完熟糖度が、度もた。
変わり品種は、バイオレットトスカーノで、完熟すると巨峰色になり葡萄みたいな食感を味わえます。
キャンディトマトは、評価が難しいトマト品種、長卵形をしたビタミンCに富むトマトらしいです。
FC千果は、リコピンの多さは大玉の1.5倍、名前の通り収穫量が多い品種で数年前から作っている品種です。
今までトマトの自家採種を行った経験は無く、割れて落ちた物や熟さずに落下した実から
翌年自然発芽した物を育苗~定植して作るのは殆どでしたが、本から得た知識を活用して自家採種をを試します。
1~2房に付いた充実した実から採種して、追熟~発酵殺菌・・・自家採種の手順を踏んでいきます。
7日追熟させます。
**左から、トマトベリ-,バイオレットオスカーナ,キャンディトマト,FC千果
種を掻出します。
2日間、発酵殺菌させます。(発病を抑えるのが狙い)
種を良く洗って、ゼリー質を丁寧に取り除きます。
*-1,キャンディトマトは、たったの1粒しか取れていません(授粉できていない!)
*-2,トマトベリーは、1粒の種も採取出来ていません。
風通しの良い半日陰で完全に乾燥させます。
乾燥が終わったら、ペットボトルで保存すると2~3年は使えます。
自家採種は初めての試みながら、手順は上手く踏めたと思います。
来年の3月まで成果が見えませんが、何でも初めてのことをすると楽しい物です。
ただ一番気がかりな点は、戴いた苗が《一代交配種》かも知れないことです。
もし、一代交配種だったら、似ていて異なる物が出来ることになります。