翁草を求めて、一ノ峯&二ノ峯を歩いてきました。4/25
昨年の大地震から1年ちょっと、一ノ峯&二ノ峯の登山口の西原村は通れるかな~?と気にしつつ出掛けました。
俵山のトンネルまでは、昨年までと変わらない状況だったが、トンネルを抜けると全く違う道路になっていました。
一ノ峯&二ノ峯の登山口への入り口が判らず、狭い道をあっち行き&こっち行きで時間を使ってしまう。
登山口に付いたのは、予定を遙かにオーバーして、時計は12時を指そうとしていた。
山頂の360度パノラマでの昼食を思い描いていたが、登山口で昼食を済ませて空荷で歩くことにした。
**一ノ峯まで、30ほどで登れるけど、空荷で楽がしたかったのです。
手早く昼食を済ませると、翁草を求めて山歩きをスタートする。
最初は緩やかな登りです。
轍の中を登っていきます。
正面に、二ノ峯のてっぺんが見えてきました。
足下のワラビに足を止めて休みます。
アッ、ちっちゃな可愛いリンドウ
白いスミレ、名前ななんて言うの?(ヒゴスミレで良いのかな?)
度々、お足を止めて花を見るのでいっこうに山頂が見えてきません。
空を見上げると、天気予報通りに雲が漂い始めて来た、急ごう、翁が目を閉じてしまうよ~
山頂目前、大きな岩を縫う様に登ります。
國之御柱命と彫られている石板が見えると山頂です。
一ノ峯の山頂、奥は冠山です。
登山口から、30分少々で一ノ峯に着きますが、山頂が近づくにつれて大岩と地表に大きな隙間(地割れ)が
数カ所に残っていて昨年の地震の凄さが窺れます。
二ノ峯山頂の地割れ!
1ノ峯から一端鞍部へ下って、二ノ峯を目指します。
ニノ峯を見上げます。
二ノ峯への登に入ります。
最初の翁草です。
照れ屋のおじいちゃんです。
カメラを地面にくっつけてみたが・・・・
ヨイショ!、う~ん難しいなぁ~
この一帯で、5株ほど見つけましたが、以前に比べ激減しています。
やっと、翁草に出会えて、今回の目的は達成されたので、残りは二ノ峯の山頂に立つのみです。
二ノ峯の山頂付近も大きな岩が数多く有り、右に左に縫いながら登り詰めていきます。
山頂の一歩手前で大岩が崩落し、ルートが遮断されてしまっています。
足下には、無数の亀裂が走っていて、ちょっと寒気がしてきました。
ニノ峯山頂と大岩
2年振りの一ノ峯&二ノ峯だったが、山に地震の傷跡が生々しく残っていて身震いしました。
一ノ峯や二ノ峯だけに限らず、護王峠に続く山にも幾筋かの地滑りが見られました。
いつもなら、山歩きで晴れ晴れとした気持ちになれるが、今回の山歩きは少し気が滅入りました。
最後に、第一登山口と第二登山口間の道ばたの翁草と花達です。
やっぱり、俯いていますね。
もう、翁になり始めていました。
ヒメハギは、今が咲き始めのようでした。
アマドコロも、もうすぐお目覚めでしょう。
PS:天主山の山シャクヤクと目丸山のカタクリに会いに行こうと思っています。
アクセス道の状況は大丈夫なのかなぁ~?
山野草の多い山ですね
自分は 毎年
センブリ等 秋の野草を求めて登山してますが
オキナソウのシーズンには登ったことありません。
意外と 多いですね
春の山も気持ちよさそう
そうそう
地震による 頂上付近の地割れや段差
震災の凄さを物語ってましたね
オキナソウ株が
増えてくれることを願わずにはいられません
一ノ峯, 二ノ峯は、お花畑の山のようです。
そして、ワラビやゼンマイなどの山菜も豊富なようです。
私は、春にしか登ったことがないんです。
今度は、秋の山野草を求めていこうかな。
オキナ草は、何処も減少傾向で、地域によっては
絶滅危惧種Ⅱ種に指定されているみたいです。
自然現象なのか?思いたくはないが盗掘によるものか?
減少傾向の山野草、増えることを願わずにはいられませんね。