生徒の気持ちに橋を架ける

2009-09-29 14:14:31 | 日記
例えば、企業の新人集合研修などでよく使われる手ですが、指導する側とされる側とが個人レベルで日記式の所感を交換しながら研修を進めるというやり方があります。

これには様々な効果がありますが、最も大きいのは、日中の研修、つまり「表の顔」と、日中の研修後の長い時間帯、つまり「陰の顔」とのギャップを埋めて、指導する側がこれを適切に把握して翌日からの研修に活かして行くということだと思います。

子供達の学習においてもこれは有効な方法で、但しこれには非常な手間と時間がかかりますが、私達の教室では主に受験生を対象にこれを導入して成果を挙げています。


こうすることで、私達の見えないところで受験生達が何を考えているか、何をしているかなどといった、少なからず受験勉強の進行を円滑に進めるために必要な情報その他がわかります。

生徒たちにしても、とかく不安や焦りに支配されがちな受験生生活の悩みや苦しみをこれによって緩和できるというメリットがあります。

勿論、これを導入するにはそれ以前に互いの信頼関係が成立していることが大切です。

単なる制度的・形式的なものであっては、中身の伴ったものは出来ません。




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