ご家庭にしかできないこと

2009-10-31 19:56:44 | 日記
このところの保護者面談、或いは生徒を交えた三者面談をほぼ終えた昨今、それでも「なんでしょうねえ」と思ってしまうことがあります。

ここでも何度か書いてきましたが、多くの保護者の方が「ウチの子ったら、家ではちっとも勉強しなくて。毎日ケータイやゲームばかりやっていて困っているんです。先生、どうしたものでしょうか」といった愚痴とも相談ともつかぬお言葉の数々です。

もしも本心からそのようにお考えなら、話は簡単、子供からケータイやゲームを取り上げてしまえばよいのではないでしょうか。

「それが出来ないから問題なんです」という声が聞こえてきそうな気がしますが、それはもうご家庭の問題であって、学校や塾でどうこうできる筋合いのものではありませんよね。

せいぜい学校や塾の中でそれらの使用を止めることくらいしか出来ません。

それらを取り上げることで子供と親の関係によくない影響があるとしても、それもまた親子間の問題であって、学校や塾にはどうすることも出来ません。

取り上げることをせずに勉強の習慣を付けたいと仰るならば、通塾の回数を増やすかして、子供がそれに接する時間を制限するというところから入るのも一つの方法ですし、この前書きましたが、塾の自習室に長時間拘束しておくということも出来ますが、これらにもどこか無理というか、限界はありますので、大切なことはやはりそうした部分はご家庭でしっかりとした方針を示して子供にそれを受け入れさせることが肝要であると思います。



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