学習環境を良好に保つことについて

2010-11-10 19:30:48 | 学習塾・勉強の仕方

 

 

ACSは個別指導型の進学塾ですので、ここに通って頂いている生徒の殆どは、「点数を上げ、成績を上げ、志望校に合格すること」を目標にしています。

 

しかし、こういう書き方をすることにためらいを感じつつ書きますが、ごく稀に「勘違いして入会してくる生徒」がいます。

 

何をどう勘違いしているのでしょうか?

 

一言で言えば、上に書いたことをそもそも理解していないまま、或いはいつまでも理解しないまま漫然と通う生徒です。

 

ものすごくはしょって言ってしまえば、そういう生徒の場合、まず確実に成果は出ません。

それはそうですよね。

 

成果というのは、目標を設定して、これを達成する為の努力を積んだ末に手にできるものであって、漫然と過ごして自然に手に入るようなものではありません。

 

しかし、「勘違い」している生徒(或いは保護者もですが)は、全く当たり前のように、このあたりのことを理解しません。

 

勿論、私たちも責任をもってそういう考え方を改めることを求め、そのための施策を様々駆使して現状打開を図っていくのですが、それでも尚理解できない、理解してくれないケースであれば、それはもうその生徒の生き方ということもできますので、それならどうぞ他所でおやりくださいということになります。

 

何を言いたいかというと、ACSでは、年間を通じて、冒頭に書いたごくシンプルな目標達成を目指して保護者も生徒も共に歩んでいこうという意志と協調性を持った個人の集合体であって、こういうことを阻害する要因は、たとえ一時的にそれが生じても、決して長くこれが続くことは無く、すぐに良好な学習環境に立ち返る場所であるということです。

 

だからといって、お約束事のような規則一点張りで生徒を縛り、声を荒げて尻を叩くというわけでも勿論無く、常に穏健且つ合理的な話し合いと合意の下にカリキュラムその他を進めて行くのですが。

 

これから入会してくださる方におかれましては、このあたりについて是非ともご安心して頂きたいと、自信を持って申し上げます。

 

 


 

 

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暗記といって侮れません。

2010-11-10 16:49:08 | 学習塾・勉強の仕方

 

 

暗記は勉強ではないという人がいます。

 

私も、ある意味では(←菅直人みたいだ)そういう意見を分からないではありませんが、でも、暗記は暗記で絶対に必要であることもまた重要な事実です。

 

中学3年生の社会(公民)のこの時期のテストでは、三権分立についての問題が必ず出題されます。

 

高校入試の後期選抜でもほぼ毎回出題されており、そういうことでは、これに関する知識は必須ですが、これらはほぼ全てが暗記項目を色んな角度から問うものであって、暗記ができていなければ絶対に太刀打ちできません。

 

そして、ここが厄介な部分なのですが、一口に暗記と言っても、例えば漢字や英単語を機械的に覚えていくのとはわけがちがい、これをする際には、立体的或いは複合的な解説が伴わなければなかなかスムーズに頭に入っていきません。

 

勿論、スムーズに入らなくても、地道にじっくり時間をかけて頭に入れていけば、それはそれで結構なのですが、いつもいつもそう悠長なことは言ってはおれませんよね。

 

ということで、暗記暗記と言って、いかにもこれを安易なもののように考えたり、勉強の種類として軽んじたり、甚だしくは、一度やればだれでもすぐにできることだ、くらいに考えるのは絶対に間違いであるという話です。

 


 

 

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