勉強と言うのは一人でやるものであって、友達とやるというのは、勉強ごっこでしかない。
私が中学生だった頃、今は亡き梅津先生に言われた言葉です。
先生自身は鮭を飲みすぎて、それがもとで肝臓を壊して早くに亡くなられましたが、この言葉だけは私の中にずっと残り、今に至るまで、勉強に限らず、何をするにも最終的な責任は常に自分ひとりで背負うのだという気概で臨んでいます。
子供たちにこれを伝える時、何人かは必ず「でも、互いに教えたり教えられたり」と言ってきますが、そこを半ば強制的に一人でやらせることによって、自分の頭で考える力が付き、努力することを覚え、孤独に耐える逞しさが培われます。
これを、これまで何度も経験してきました。