一斉講習併用の冬期講習

2010-11-15 21:55:48 | 学習塾・勉強の仕方

 

 

例年の冬期講習は、平素の授業スタイルと同様、個別指導型でとことん個別学力を追求するという形でしたが、今年の中学3年生に限っては、一斉講習形式を採用しようかという案があります。

 

一部の保護者の方から、期間中は毎日朝早くから夜までびっしりと講習を入れてくださいというご要望を頂き、もしもこれを個別で行いますと、講習費の高騰を招くことにもなります。

そこで、講習内容の質を落とさず、同時に講習費も一定の水準以下に抑える為に、少人数制を取り入れた一斉指導方式でこれを行おうという発想です。

 

受験生をある程度のレベル別グループに分けて、共通指導で授業をすることが可能な科目を選び、後期選抜に向けた内容に特化した授業と致します。

個別でやらなければ効果を見込めない科目の単元は、この一斉方式とは別に、従来の個別型授業で詰めて行くという、いわば両面作戦で行う今年の冬期講習。

 

お早めにお申し込み頂ければ、講習費の割引が適用されますので、年末から年始にかけて是非頑張ろうという意気込みの方は、お早めにお申し込みください。

 

 


 

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錯覚について

2010-11-15 14:02:08 | 学習塾・勉強の仕方

何気なくテレビを眺めていたら、千葉県立の公共施設で、錯視絵画や映像の展示をやっている旨の放送を流していました。

 

見る角度によって、そこに描かれたものが違う形などの見えるものを各種展示しているというものですが、この「錯視」という言葉に瞬間的に反応しました。

 

実際に見ているのに錯覚する。

いや、実際には「見ているからこそ」錯覚するのかもしれません。

 

というのは、人が目でモノを見る際に、意識しないうちにそのモノが持つ物体的或いは物理的な性格や特徴のようなものを承知した上でそれを見ているからです。

 

私が、何に瞬間反応したのかといいますと、勿論勉強するという場面でもこのことが言えるのではないかと考えたからです。

 

子ども達が何かの科目を勉強するに当たっては、それに取り掛かる段階で既になにがしかの先入観を持っていることが珍しくありません。

 

その先入観が、実は錯覚であった場合には、以後の勉強の場面で少なからず障害が生じることになりますよね。

 

錯覚の程度や種類は様々ですが、いずれにせよ錯覚がそこにある、もしくはあるかもしれないと考えて、その辺りについてはある程度慎重に考えながら進めていくことで実体が見えてくる、つまり効率的で中身の伴った勉強が出来るのではないかと、そんな風に思った次第です。

 


 

 

 

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